僕らの勇気　未満都市　２０１７　ネタバレ

ドラマ

２０年ぶりに「僕らの勇気　未満都市」が放送されました。

 

あらすじ

かつて、食糧不足の対策のために研究がすすめられた
植物の成長を早め活性化するウイルス　T−ウイルス。
このウイルスは植物を通常より大きく育てる作用があります。

しかし、大人の老化を急激に促進させ、死に至らしめる効果もあるため
研究し改良する必要がありました。

政府は地球外で人間に無害の状態で研究を行なっていましたが
地球の外にある施設に隕石が接触する事故が原因で
T−ウイルスが地球上へ落下してしまいます。

それによって大人が死亡する事故が起きました。
政府はそれを隠蔽するために、落ちたのは隕石であると嘘をついたのです。

そこに取り残された子どもたちが政府の嘘と戦う物語。

それが２０年前に放送されたもの。

その２０年後、隕石が落ちたとされていた場所（実際はT−ウイルスを含む宇宙施設の一部が落ちた場所）に

幕原地区復興の象徴として図書館の建設が計画されています。
その建設を担当する企業に務めるアキラ（相葉雅紀）は建設中にT−ウイルスが復活したことを知ります。

建設現場では複数の大人が死亡する事象が発生。
巨額の資金をつぎ込んだ建設を止めることはできないと判断した政府は
死亡の原因はガス管爆発事故によるものだと報告した。

被害者には２億円という慰謝料が払われた。

５年前からその事実に気づいていたアキラはかつてお金に余裕があったはずだが、
今は幕原で閉じ込められていたメンバーにお金をたかるようになっていた。

５年前偶然アキラに会い、諦め掛けていた弁護士への道を後押しされたタケル（堂本剛）は
５年後弁護士になる夢を成し遂げていた。

アキラの変化を察し、不思議に思ったヤマト（堂本光一）とタケルはアキラについて調べ始める。

アキラは建築会社をクビになっていたことを知る。
元同僚は会社ともめたことで辞めさせられたと語る。

さらにかつての幕原メンバーに事情を確認すると、多数のメンバーからお金を借りようとしていたことがわかる。

その中には今回のT−ウイルスが原因で夫と死別したスズコも含まれていた。

スズコは２億円の慰謝料をもらったがそれを使わず女手一つで子どもを育てていた。

ヤマトとタケルはすぐに幕原地区から引越しするよう提案するがそんな余裕はないという。

タケルはアキラに直接連絡を取り、T−ウイルスの復活の真相と政府がそれを隠そうとしていることを聞き出した。

二人はその事実を確かめるために図書館の地下へ潜入する。

地下には凍らされた植物がたくさん保管されていた。

T−ウイルスが寒さに弱いことにリンクする。

もしもT−ウイルスが復活したとすればこれ以上進むことは危険だ。

帰宅した二人の元に政府の役人がこれ以上首を突っ込むことを止めるよう忠告に来る。

これによってアキラがT−ウイルスの復活を確信したヤマトとタケルは
仲間を集め、T−ウイルスの採取を計画する。
動かぬ証拠を叩きつけ、図書館の建設を止めるよう政府を説得しようというのだ。

中学の教師をしているヤマトは不登校の生徒を含む自分の教え子に
今まで伝えられなかった、”今を生きること、自分の好きなことをすることの大切さ”を伝える。

幕原地区で隔離されていたことが原因でいじめられた経験から
仲間との接触を避けていたモリ（松本潤）への勧誘は断られたが
大型バスの運転手をしているキイチ（小原裕貴）にバスを借りる手立てをする。

バスで待ち合わせしていたメンバーが集まる。
そこには来ないと諦めていたアキラとモリの姿が。

キイチも協力してくれるとのことで、いざ図書館へ

計画の途中、T−ウイルスを運ぶためのガラス瓶が割れてしまう。

ヤマトとタケルはもう大人なので、T−ウイルスと接触すると死んでしまう。

そこへ、駆けつけた不登校の生徒とネトゲで知り合ったその仲間たちが応援にやって来る。

駆けつけた仲間たちは皆、２０歳以下だ。

ITオタクの彼らは図書館の監視ネットワークをハッキングすることで政府の目を追いやることに成功していた。

彼らの協力もあり、動かぬ証拠得た、二人だが、政府の役人たちに捕まってしまう。

しかし、二人が持ち出したT−ウイルスが入った瓶はダミーで本物はアキラが持っていた。

アキラはそれを武器に図書館の建設を中止させるよう迫る。

そして、二人をヤマトとタケルもかつての地球外施設の残骸を武器に釈放してもらうことに成功。

図書館建設現場には復興の象徴であるモニュメントが建設された。

Kinki Kids２０周年

Kinki Kidsの２０周年を記念したこのドラマの劇中には
Kinki Kidsに関係する言葉が多数登場しました。

少年硝子、Hey!みんな元気かい？　青の時代　夏模様　など

さらには「金田一少年の事件簿」「銀狼怪奇ファイル」の名台詞を発する二人。
共に堤幸彦が関わったドラマです。

小原裕貴、矢田亜希子

小原裕貴さんは変わらずイケメンでした。

素人とは思えないほどの容姿でした。

久しぶりの矢田亜希子さんも当時と変わらぬ美しさでドラマを盛り上げてくれました。

堤幸彦の演出

僕らの勇気未満都市と言えば、独特の演出が一つのポイントですが、
その演出をそのまま多用されていたことで当時と同じ感覚でドラマを楽しむことができました。

CM前のクッションやオープニング演出など当時の演出を彷彿とさせるものがありました。

放送は日テレオンデマンドで４００ptで見ることができます。