『ハン・ソロ』はどんな映画なのか?

映画

映画『ハン・ソロ』が2018年6月29日に公開されます。

今回は監督がロン・ハワードさんで予告もイマイチスターウォーズ感がなく、面白くないのではないかと思ってしまいますが、よく調べてみるとそんなことはないとわかりました。

(ロン・ハワードさんはSFやアクションよりも人間味のあるドラマ作品が得意な印象があります。)

もうすぐ違う予告も配信されると思います。

今わかっている情報で、どんな映画なのか考察して生きたいと思います。

わかっている内容

わかっていることはチューバッカとの出会いとミレニアムファルコンとの出会いが描かれているということです。

そしてレイア姫の前に愛した女性の存在が浮き彫りになっています。

まだ公式サイトでもこれくらいしか、公表されていないので、下記で考察していきたいと思います。

時代設定はエピソード4の10年前

今回のスターウォーズサーガスピンオフ『ハン・ソロ』はエピソード4『新たなる希望』の10年前のようです。

これは今作のチューバッカの年齢が190歳だとわかったことから明らかになりました。

(エピソード4でのチューイの年齢は200歳です。)

エピソード4の10年前というと、まだルークと会っていないときです。

ルークはオビワンと出会うことで、フォースが覚醒します。

そのきっかけとなったのが、ローグワンです。

ローグワンで、レイアがデススターの設計図を受け取ったので、オビワンが動き出すのです。

それはほんの5年以内の出来事だと思います。

そうなるとローグワンよりも5年ほど前の出来事となります。

つまり、ダース・ベイダーは存在している、レイア姫がすでに反乱軍になっている。

ルーク・スカイウォーカーはまだ目覚めていない。

ヨーダは隠居している。

ジェダイはほぼ全滅したことになっている。

こういう状況だと思います。

つまり、ジェダイの騎士は幻となった世界の話なのです。

ローグワンでもジェダイは伝説と化していました。

そんな世の中でフォースを操れないハンソロが、帝国軍に立ち向かっていく物語となっているのではないでしょうか。

予告考察

一番わかりやすい上記の予告で考察していきます。

はじめに操縦席にいるのは制服から考えて、帝国軍の人物だと思います。

その後どこかの街で、浮く車を誰かが操縦しています。

これはハンソロなのかもしれません。

雪山に佇むハン・ソロ、ナレーションでは「俺はパイロットになる」と言っています。

公式サイトで主演のオールデン・エアエンライクがハンソロは「あまり良い環境ではない所の出身で、自分のやりたいことをやる資金と、自由を夢見ている。」と言っています。

その後デス・スターの内部の映像が映し出されます。

そのあとはミレニアムファルコンを見つめるハンソロの姿が映されます。

鉄格子の奥で座るハン・ソロが名前を聞かれています

その後チューイがハン・ソロの肩に手を置きます。

ハン・ソロに何か辛いことがあったのではないでしょうか。

もうこの頃にはチューバッカと仲良くなっているのでしょうか。

あるいはこの場面でチューイの優しさを理解するのかもしれません。

そして出てくるのが、二人の登場人物です。

百戦錬磨のギャング”ベケットという人物だそうです。

もう一人は“物語の鍵を握る謎の美女”キーラでハン・ソロとは幼馴染だそうです。

“優雅な詐欺師”ランド・カルリジアンも外せません。

百戦錬磨のギャング”ベケットは今作でハン・ソロの師匠的存在だそうです。

ハン・ソロはベケットの勧誘をチューバッカとともに引き受けるようです。

ミレニアムファルコンが光速に乗るシーンも登場します。

様々なクリーチャーも出てくるようです。

また惑星の爆発から逃げる姿も描かれています。

帝国軍のデストロイヤーらしき母船から逃げるシーンも描かれています。

そこにはランドが搭乗しているのです。

メイキング動画で考察

予告編だけでは情報が薄いので、下記のメイキング動画で考察していきます。

ロン監督はこの頃は帝国軍が全てを支配していたと言います。

ジェダイの力がなくなり、帝国軍が銀河系を支配していたのです。

ハン・ソロはそんな時代に立ち向かおうとしていたのかもしれません。

様々なクリーチャーとの戦いがあるのかもしれません。

エピソード5〜6の冒頭で見せたジャバザハットとの戦いのような話が、繰り広げられるのかもしれません。

ちなみにミレニアムファルコンは詐欺師ランドが所持していた船だそうです。

ハン・ソロはミレニアムファルコンに惚れて、彼に打診するのかもしれません。

この映画の魅力は普通の人ができない、予測不可能な行動を起こすハン・ソロが、ジェダイの力なしにどうやって帝国軍とやり合うのかというところだと思います。

そのはちゃめちゃな精神と不真面目な性格がどう未来を導くのかが見どころです。

面白い理由

今回のスピンオフ『ハン・ソロ』が面白いかもしれないという理由は、脚本家にあります。

今回の脚本を務めたローレンス・カスダンさんは「帝国の逆襲」、「ジェダイの帰還」、「フォースの覚醒」も担当しています。

なので、フォースの覚醒やエピソード5、6の面白さは確約されているのです。

お気付きの通りハン・ソロの魅力がより濃く描かれているのがこの三作品なのです。

エピソード5、6ではハンソロが石化し、それを救出するという物語が描かれています。

「フォースの覚醒」ではハンソロが死んでしまいます。

その死の間際でも、彼の魅力は十分に描かれていました。

しかし全米で公開されたハン・ソロの興行成績は『ローグワン』の記録を大きく下回りました。

これはプロモーション動画に問題があると思います。

プロモーションではスターウォーズの良さが全然伝わってこないのです。

あの見たことのないクリーチャーがうじゃうじゃいる光景や帝国軍の冷酷さなど、スターウォーズらしさが映し出されていないことが問題だと思います。

しかしだからと言って面白くないわけではないと思うのです。

公開は6月29日です。

もう少し待つ必要があります。

ジェダイは登場する

スターウォーズと言えばジェダイの騎士だと思います。

ローグワンでは一番最後にダース・ベイダーが登場しました。

この作品でもジェダイの騎士が最後に登場するのではないかと思います。

それがダース・ベイダーになるのか、ルーク・スカイウォーカーになるのか、オビワン・ケノービになるのかはわかりません。

しかしなんらかの形で、メインストーリーに登場する誰かが登場するのではないかと思うのです。

ツイッターではハリソン・フォードと主演のオールデン・エアエンライクが対面したと話題になっていました。

これはどういうことなのでしょうか。

ハリソン・フォードがなんらかの形で『ハン・ソロ』に出てくるのではないかと、期待させる形になりました。