歌詞考察ブログを1年間行って気づいたこと

ブログ

歌詞を考察するブログを1年間続けてきました。

始めた頃は歌詞考察をしている人は本当に少なかったです。

映画『東京喰種』の主題歌、illionの「BANKA」の歌詞の考察を書くと、他の記事よりアクセスが来たので、違う曲にも展開することにしました。

その頃、歌詞考察を専門にしているブログがなかったので、どんどん成長していきました。

しかし月間70万PVほどがピークで、月収8万円が最高でした。
それ以上は伸びません。

もっとうまいやり方を行えば月収20万円まで伸ばせるかもしれませんが、頑張ってもその程度なのかもではないでしょうか。

競合が増えた

どのカテゴリーでも同じことですが、競合が増えることは避けられません。
歌詞考察サイトがこのサイトの他にもたくさん現れ始めています。

歌詞の配信サイトを除けば、最高20万円程度にしか満たないであろう市場に同じようなサイトが増え始めたのです。

この市場はもはや稼げない市場になっていくのではないかと思います。

もちろん月5万円程度の収益を目指すのであれば、このまま歌詞考察だけで勝負するのは適切かもしれませんが、5万円を保つだけでも大変な仕事量が必要になります。

もっと楽に稼ぎたいのであれば、他に手を伸ばしたほうがいいと思います。

著作権の問題

頑張っても月20万円しか稼げない市場で、著作権の許諾料を支払わなければなりません。

月の収入の3.5%が5,000円に満たない段階では毎月5,000円の費用が必要になります。

YoutubeのMVを埋め込んでいるのであれば、さらに5,000円の費用が必要になります。

その後収益を伸ばしても、3.5%が費用になります。

(3.5%が5,000円を超えた場合には動画と歌詞の収入を合わせた額の3.5%分が使用料に使用料になります。)

この金額は歌詞掲載記事以外の記事が得た収益にも課せられるため、様々なジャンルの記事を組み合わせた雑記ブログでは損になります。

著作権の問題は法律が絡んでいるので、許諾を取らなければ精神的に厳しいでしょう。

早めに許諾を取らなければ、今までの収益分をまとめて支払わなければなりません。

著作権使用料は産業障壁になると思いますが、20万円の市場のために許諾を取るのはあまり得策ではないかもしれません。

他の分野の記事を優先する必要がある

歌詞考察ブログを書いていると一定の収益を見込めるので、ついつい歌詞考察ブログを書いてしまいます。

歌詞考察ブログで5万円の収益を越えるためには毎日一つは書いて、週末も5個書くくらいを書く仕事量でなければなりません。

たかがヒット曲を書いたトレンドブログなので、書かなければ徐々にアクセスは減っていきます。

資産としての価値は1ヶ月程度の持続くらいではないかと思います。

1ヶ月ブログを書かなければ、収益はゼロになる可能性があるのです。

過去のヒット曲であればアクセス数を持続させる資産記事になりますが、それが形になるには何年もの月日が必要です。

ビックアーティストのヒット曲を書けば爆発的に短期間のアクセス数を得ることができるため、中毒のようにヒット曲を書いてしまいます。

こういった成功報酬を得たいがために、トレンドを追いかけることをやめられなくなるです。

しかし頑張っても20万円しか稼げない市場にしがみつくよりも、新たな市場を開拓するほうが将来的にとても意味のあることです。

短期的な収益よりも、長期的な収益に目を向けるべきなのです。

書いたら絶対にアクセスがくる曲以外は無視するほうがいいでしょう。

もちろん新規開拓で他の記事を書いていると、アクセス数が下がり不安になります。

しかしその恐怖と戦いながらも、新しいジャンルを開拓しなければ成長はありません。

同じことを続けていれば同じものしか手に入れることができないのです。

これから歌詞考察ブログがどんどん増えてくると思います。

同じことを続けていれば、収益は下がっていくかもしれません。

今は収益が下がる恐怖に立ち向かいながら、新しいジャンルの記事を書く時間を増やすべきなのです。

「何かを得るためには、何かを捨てなければならない」という言葉の意味はこういうことだったのです。

同じことを繰り返していてはいけない

ポラロイドカメラは撮ったらすぐにその写真を見れるということで爆発的にヒットしました。

しかし今はデジカメが主流となり、その特徴は色あせました。

同じことをしていては、廃れていくだけです。

上がり続け成長が止まったら、新しいことをしなければならないのです。

今までうまくいっていた人は、その利益を捨てることがとても不安になると思います。

しかしそれが普通の人の精神なのです。

恐怖に打ち勝つ人が成功するのではないでしょうか。

恐怖に立ち向かえる人こそ成功を掴むことができるのです。

うまくいっていること、安定を捨てることが時に成長を生むのかもしれません。