多数決は正しくない

時事

貴乃花親方が落選しましたが、これは多数決が正しくないことを証明しています。

貴乃花親方は相撲の将来と今を一番真剣に考えたロマンチストです。

彼の考えることはとても素晴らしいし、角界を良くしようと考えている人なのに、2票しか勝ち取れませんでした。

私は貴乃花親方を100%信じているわけではありませんが、落選になることはないと思います。

これは貴乃花親方に票を入れるなという、無言か有言の圧力がかかっているからだと思います。

貴乃花親方あなたは正しいです。

こんなことでくじけないでください。

間違っているのは協会全体です。

多数決が正しくない理由

選挙は多数決で決まります。

選挙権のある国民が投票し、一番票が多かった人が当選します。

果たしてこれで本当に素晴らしい人が選ばれるのでしょうか。

私はそうではないと思います。

根拠としては多数決の結果当選した人を見れば簡単にわかると思います。

そのいい例がドナルド・トランプです。

トランプさんは大統領に相応しくはないというのは誰が見ても明らかでしょう。

しかし彼は選ばれてしまいました。

これはまさしく多数決が正しくないということを証明した結果なのです。

ではなぜ多数決は正しくないのでしょうか。

それは国民にアホが多いからです。

敢えて汚い言葉を使いますが、国民はアホが多いことを皆も周知する必要があります。

この国民の中には私も含まれます。私もアホなのです。私もあなたも隣にいるあなたもアホなのです。

皆さんは選挙に行って投票する際に何を基準に投票しているでしょうか。

その人が言った言葉でしょうか。その人の生い立ちでしょうか。

その基準を明確に答えられる人は少ないと思います。

なぜなら選挙期間中に全ての生い立ちや全ての人柄、全ての考えを考慮することは不可能だからです。

なぜならそんなことをするには何時間もかかるからです。

選挙の投票に何時間も費やすような人はいないと思います。

なぜなら日常生活でもっと重要なことがたくさんあると考えるからです。

となると選挙マニアでない限り必然的に皆総じてアホになります。

だから人によっては顔で選んで決める人もいるでしょう。

あるいはあの人が言っていたから私もその人にするなんて人もいると思います。

イケメンだから投票する人もいると思いますよ。

皆、適当に選んで適当に投票するのです。

そんなアホが選んだ人が選挙では選ばれる可能性があるのです。

国民の中にアホが多ければ多いほど、多数決は正しくなくなります。

ドナルド・トランプは貧困に苦しむ国民の票を多く勝ち取りました。

その方々がもしもアホだったら、この投票は正しくないということです。

国民はアホ

さて国民の大多数がアホであることを裏付けることが他にもたくさんあります。

過去に部活中に水を飲むなと言われていたそうです。しかし今は水を飲まなければ脱水症状になるから絶対に飲まなければいけないと教えられています。

当時の教師はアホだったのです。

アホだから水を飲むなと根拠のない指示を行なっていたのです。

さらに、ネルソン・マンデラはノーベル平和賞を取るほどの素晴らしい人なのに、一時期捕まっていました。

その理由は国家反逆罪です。アパルトヘイトという差別的政治方針に口出ししたために捕まりました。

さてネルソン・マンデラとそれを捕まえた当時の国民。

どちらが正しいでしょうか。

他にもこんな歴史的事実は山のようにあります。

そんな時に登場するのがごまんといるアホな民衆と一人の正しい考えを持った勇者です。

貴乃花親方

さて今回の理事選での落選がこれと同じようなことだとすると、協会の池坊さん率いるアホが圧力をかけて落選させたということになります。

面白いですね。

10年後、20年後に今の角界のアホみたいな特性がどこまで残っているのかとても見ものです。

多数決はどうする

では多数決はどうすればいいのでしょうか。

私は多数決自体は間違えていないと思います。

割合が一緒であれば間違いがないということです。

つまりアホと有識者の割合が同じであれば、多数決も効力を発揮します。

しかしアホの割合が多ければ多数決は間違った方へ向かうということです。

アホが多いと判断された場合には有識者の票を増やす必要があるのです。

ここがとても難しいのですが、こういうのをAIなどのやってもらえばいいと思います。

アホが多いかAIに計算してもらいましょう。するとアホが多ければ多数決をやめようとなるのです。

私が言いたいのは皆さんが信じている多数決というものも、もっときちんと考えれば間違えているということがわかるということです。

さらに、今皆さんが正しいと思っているものも本当は間違えているということです。

なぜなら、上に書いたように水を飲まなければ脱水症状は起こるからです。