コインチェックの問題は歴史的には普通のこと

時事

コインチェックの件についてニュースで騒いでいますが、これは別に新しいニュースではありません。

歴史的には至って普通の流れに沿った事件だと思います。

そもそもビットコインは新しい商品です。そのことを改めて考えると普通のことだと気づくと思います。

ビットコインをやり始めた人は新しい物好きで後先考えずに好きだからというだけでやり始めたイノベーターと呼ばれる人たちです。

この人たちはそれなりのリスクを背負う必要があります。なぜなら新しい商品に食いついた人だからです。

つまりビットコインは新しい商品なので、何かリスクがあることは十分予見できなければなりません。

予見して人はそれでも買っているのです。

そもそも私はビットコインをなぜやってる人がいるのか理解できません。

なぜならビットコインはまだ単なるギャンブルの域を超えていないからです。

だからやる人はハイリスクハイリターンの中に入り込んだとても勇敢だけれど、バカな人なのです。

つまりなんの勉強もしないで東大を受けるようなものです。

そりゃ落ちます。

しかしこの理論は私がアーリーマジョリティだからです。多くの人が失敗するのを見てある程度落ち着いた後に始めるタイプの人だからです。

種類が違うので、話が噛み合わないのは当たり前のことなのです。

ですので、ビットコインやりましょう!私はまだです。と言って意見が違うのは当たり前のことなのです。

イノベーターたちは損をしますが、時として大きなリターンを得ます。だからイノベーターがいるのです。

さらにコインチェックもイノベーターです。

コインチェックもビットコインという市場に目をつけいち早く起業し事業を起こしたのです。

そして、普通にリスクを被ったというとても簡単な話です。

重要なことはこの問題は別に誰も悪くないということです。

新しいものはリスクを抱えているのは当たり前なのです。

それに引っかかっただけなのです。

つまり今回580億の損害が出たのもそれはその人たちが取ったリスクの代償なのです。

なので、その人たちがお金を返して欲しいというのはいささか間違えのような気もします。

なぜならこれこそがリスクだったからです。

損害を被った人は自分の意思で選択したそのリスクを被っただけです。

別に補償する必要も私はないと思います。

このように新しいものはリスクの上に成り立っています。

飛行機も何度も落ちて進歩していきました。

冷たいようですが、科学の検知からするとそれはとても仕方のないことです。

そうでないと文明は発達しません。

ビットコインは間違いなく将来当たり前のものとなるでしょう。しかしまだまだ出来上がったばかりの頼りないものなのです。

そして今回のような事故を重ねてどんどん成長していくのです。

メディアでは海外でも同じようなことが起こっていると言って棚に上げますが、歴史を見れば普通のことなのです。

批判する対象には値しないことを20年後か30年後に知るのではないかと思います。