思い出のマーニー ネタバレ

映画

思い出のマーニーは一見面白みのない映画に見え

宮崎駿監督作品ではないため避けている人も多いかもしれませんが

とても面白い映画です。

 

きちんとジブリ

ジブリ映画にはジブリ映画特有の特徴があります。
キャラクターの動きだったり、自然の動きだったり
そういうものが本物だなと思わせる要素なのだと思います。

「思い出のマーニー」もきちんとそういう部分がジブリ作品です。

 

あらすじ

人間関係をうまく構築できない主人公・アンナ。
アンナは孤児で引き取られたお家で自分を育てていることで補助金をもらっている事実にショックを受け
人との関わりを嫌うようになります。

喘息の治療と題して、親戚の家で一夏を過ごすことになります。
そこで奇妙な少女マーニーに出会うのです。

見ている人はマーニーはアンナが寂しさのあまりに自分で作り出した空想の人物だと思うでしょう。
物語の構成的にも一度そう思わせるように持っていきます。

しかし、マーニーの周りにいる人にもアンナが認識され、ちょっと変だなと思い始めます。

マーニーがアンナのことを好きだ大好きだというので、同性愛なのかという疑いも出てきます。

これはとても健全な流れだということは後で思い知らされます。

この映画は究極の伏線回収映画なのです。

やがてマーニーは過去に生きていた人物だと知らされます。

ですが、どうしてマーニーとアンナは交差しているのでしょうか。

これも非常に不思議で説明がつきません。

マーニーの過去に詳しい画家の女性がマーニーの過去を全て打ち明けてくれます。

 

マーニーの過去

マーニーは裕福な家庭に生まれお屋敷で住んでいました。
しかし親はいつもどこかへ出かけてしまいます。
残されたマーニーは三人のメイドにいじめられています。

そんなある日、和彦という男性と出会い、家族を持ちます。
娘を産んで幸せな日々を送る束の間
和彦が先に亡くなってしまいます。

残されたマーニーはそのショックから娘を孤児院へ送ります。

大人になって帰ってきた娘はマーニーを敵視します。

マーニーを置いて結婚します。

やがて
マーニーの娘夫婦は事故でなくなり
マーニーは娘夫婦の間にできた孫娘と共に過ごすことになります。
しかし、マーニーはすぐに死んでしまい
孫娘もまた孤児となるのです。

この物語の最後、マーニーの孫娘はアンナであると告げられます。

アンナへの愛は孫への愛だったのです。

アンナはマーニーがいなくなる際あなたまでいなくなるの?と問いかけます。

それは子どもの頃にマーニーが亡くなった時に感じた感情だったのでしょう。

引き取ってくれた里親も助成金をもらっている事実をアンナに打ち明けてくれます。

 

きちんと納得させてくれる

観ているうちにマーニーが怖い。
幽霊なのか。

なんなのかととても疑問を感じることがたくさん出てきます。

しかし物語の最後にきちんと納得させてくれる。

素晴らしい脚本だと思いました。

宮崎駿映画ではないので観る気にならなかったがきちんと素晴らしい映画だったのです。