『アリータ: バトル・エンジェル』ネタバレなし感想

映画

『アリータ: バトル・エンジェル』を観てきました。

この映画は観るべき映画ですね。

でも、一つだけ注意があります。

グロいのが嫌いなら、避けることも考えた方がいいです。

この映画は人間ではなく、ロボットがたくさん死にます。

ロボットがグロい殺され方をします。

ですので、「殺されてるのロボットじゃん」と思える人は見れますが、「ロボットだけど顔は人間だからかわいそうだ」と思う人なら見ない方がいいでしょう。

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人間をCGで

この映画のすっごいところはCGの技術です。

ここまできたかって感じです。

ゲームをする人ならこれが最高峰で、映画をよく観る人なら、これが最高峰だとわかるはずです。

まだまだアリータがCGだということはすぐにわかりますが、ほぼほぼ人間に近いので、途中からアリータがCGであることは忘れることができます。

アリータが水から上がるシーンがありますが、そこできっと今まで体験できなかったクオリティを体験できると思います。

ロボットと人間

この映画を語る上で切っても切れないのが、ロボットと人間は愛せるのかということです。

この映画が今までの映画の一線を超えたのは、ロボットと人間の恋を描いたからだと思います。

人間はロボットを愛せるのか?

人間はロボットを家族として見ることができるのか?

「どうしたら人間はロボットを生き物だと認識するのか?」というところだと思います。

「ロボットとは何か?」

「生物とは何か?」

この映画はそういう部分に切り込んでいっています。

確実に来る未来

アリータの世界は2500年代です。

2200年には大きな戦争がありました。

その時にはすでにバトル・エンジェルが戦いました。

人間がロボットを使って戦争をしたのです。

その後、人間はロボットをコントロールしました。

今人間がコントロールしているのは動物です。

未来では、人間はロボットをコントロールしています。

感情、作られたものを操作し、見せ物にし、楽しみます。

その世界は少し異様で、居心地が悪く、奇妙に写ります。

でもこれから確実に来る未来には希望もありました。

人が手をロボに変え、足をメカに変えたのです。

手の不自由な人、耳の聞こえない人、目の見えない人が健常者になります。

手を使えなくなった人、足を動かせなくなった人がもう一度、手や足を手にすることができるようになります。

未来は目を伏せたくなるような部分と感動に満ちた世界を実現しています。

まとめ

この映画は絶対に見るべき映画です。

でも怖いです。

怖くて怖くてわけがわからなくなります。

感情を掻き回され、わけがわからなくなるのです。

様々な感情を誘われ、様々な出来事に心を囚われてしまいます。

くれぐれも体調の良い時に観てください。

死ぬまでに一度は観なければなりません。

確実に。