日本人はハラルを知らない

時事

もうすぐオリンピックですが、日本に来て困るイスラム教徒の人がたくさんいるのではないでしょうか。

日本人は宗教のことをあまりにも知らないために、観光客を悩ませていることに気づいていません。

それは大手飲食チェーンでも同じで、ハラル表記をしているお店など数える程しかないのです。

そのため、イスラム教徒の人は店頭でいちいち「豚肉は入ってますか?」と聞いたり、イスラム教徒でも楽しめる店が集まったサイトを共有したりしなければなりません。

イスラム教徒は豚肉を食べない

イスラム教の方は豚肉を食べれません。

程度は人にもよりますが、イスラム教の方は豚肉は食べないのです。

もし入っていて気づかなかったとしても、入っているとわかれば、お金を払っていても食べません。

イスラム教の方にとっては、豚肉が入っているか入っていないかはとても重要なことなのです。

それなのに、日本の飲食店やスーパーは明らかに、そのことを考えていないということが表に出ているのです。

日本の問題点

大手飲食チェーン・すかいらーくでさえもハラル表記をしていません。

(あえて名前を出します。ここに名前が出てきても恥ずべきではありませんが、おかしいことだと気づいて欲しいです。日本の飲食店はほとんどイスラム教徒の食事事情を配慮していません。それを知って欲しいのです)

ハラル表記をしていないどころか、豚肉が入っているかどうか聞くと、何分も待たされる次第です。

資料がないのです。

もしかしたら唐揚げを揚げる食材の中に豚肉が入ってるかもしれないと言って調べて、30分ほど待たせるのです。

これはとてもレアなケースで、大抵は聞けばすぐに教えてくれますが、ハラルのシールを貼ってくれれば簡単にわかる問題です。

(もちろんハラルシールを貼るのはとても難しいことだと思いますが、せめて豚肉が入っているか入っていないか聞いたら即答できるくらいにはなっていて欲しいです)

東京オリンピックをするなら

別に東京オリンピックを開催しないのであれば、こんなことを言いません。

ですが、もうすぐ東京オリンピックが開催されるというのに、ハラル表記もしない飲食店ばかりだと、これは恥ずかしいことだと思います。

日本には既に多くのイスラム教徒がやって来ています。

その方々はラーメンも、カレーもシチューもハヤシライスも食べることができません。

スーパーへ行けば、食品表示がタッパの裏に書いているなんてことがざらにあります。

別にいちいち腹を立てる人はいませんが、おかしいことはおかしいのです。

食品表示が裏に書いているということは、タッパを持ち上げて中がこぼれないように注意しながら見なければならないということです。

明らかに見る人の側に立っていない貼り方です。

スーパーに行き、カレーのルーを買おうとします。

あんなに種類があるのに、全てに豚脂が入っています。

(ダイソーのカレーには入っていません)

何種類もあるのに、一つも食べられるカレーがないのです。

その中にも豚肉が入っていない料理もたくさんあります。

なければ、豚肉抜きで作ればいいのです。

だから食べることはできます。

でも、なぜこんなにも不便をしなければならないのでしょうか。

ラーメンは一番ひどい

日本はラーメンで有名です。

今や日本のラーメンはとても人気で、ラーメンが好きで日本に来る人もいるのではないでしょうか。

観光客は日本のラーメンを食べたいと言って楽しみにしています。

ですが、イスラム教の方々が食べられるラーメンは限られています。

日本にはこんなにもラーメン屋さんがあるのに、食べられないと嘆くことになるのです。

中には「帆のる恵比寿店」のように素晴らしいラーメン屋さんもあります。

しかしこんなラーメン屋さんはとても珍しいです。

魚介ラーメンだからと言っても、「どこかに豚肉が入っているかもしれない」と言って、イスラム教徒はラーメンを食べません。

ラーメン=食べれないとなっているのです。

これはあまりにもかわいそうなことなのです。

本当はこんなにも美味しいものなのに、それを食べられず惨めな思いをする人がたくさんいるのです。

日本人はもっと世界のことを知るべき

日本人は先進国であるにも関わらず、極端に英語を話せません。

学校で英語を学んでいるにも関わらず、英語を話せる人が非常に少ないのです。

アジアの国に行けば、英語を話せる人はたくさんいます。

英語を話せる人は本当にたくさんいるのです。

なのに、どうして日本人はこんなに英語を話すことができないのでしょうか。

偉そうにテレビで話している人たちも英語を話せません。

日本人はとても恥ずかしい人たちなのです。

そんな周りを知らなすぎる日本人たちは、今東京オリンピックを開催しようとしています。

私はこのブログで問題提起をしたいです。

自分たちがいかに遅れているのか知り、もっと世界に目を向けるべきなのです。

もしかすると、海外からは日本も北朝鮮も同じように閉鎖的だと思われているかもしれません。