コード・ブルー 第4話 ネタバレ

ドラマ

今回は医者が出来ることについての話でした。

あらすじ

冴島は出産のためヘリに乗る業務をやめるという。

そんなとき
首に鉄の棒が刺さった少年が運ばれる。

少年に刺さった鉄の棒は左脳に血液を送る頚動脈に触れている為
一旦血管を止めなければならない。
血管を止めるとなると少しの間左脳に血液がいかなくなるため
左脳に負担がかかると思われる
しかし通常は左脳と右脳の間に血管があり、左脳の頚動脈がとまってもそこから左脳に血液が送られるという。

だが少年の左脳と右脳をつなぐ血管がないという。
これは珍しいことではない。

しかし、施術で頚動脈をとめる際はとても危険になる。

その為、手の血管を使用して、一旦、血液をつなげる必要がある。

大手術となるため、藍沢と新海で手術を行うことになった。

二人の息のぴったりな手術で、無事棒は抜くことができた。

同時に橘先生の息子・優輔の容体が急変する。

処置して一命を取りとめたがICUへ移ることになった。

そこで、暁人という優輔と同じ病気の少年もICUへ移った。

暁人は約600日移植できる心臓を待っている。

優輔と暁人は仲がいい。

そんな時、暁人の容体が急変する。

心臓が破裂したという。

橘は必死に処置をするが、暁人はなくなってしまう。

暁人が亡くなったことを伝えると優輔はいつもと変わらずゲームをする。

その日は花火大会が行われることになっていた。
花火を見ながら優輔は今までこらえていた涙が流れる。

暁人と観たかったと

緋山は患者の緒方に以前のポジションが埋まってしまったことを話す。

緒方のポジションも既に埋まっているとのことだ。
緒方は手が麻痺してしまったせいで自分が作った店をクビにされたのだ。
緒方は不幸なときこそ笑顔になれという。

励まされた緋山は後日緒方におにぎりを持って行く。

緒方の病室には緒方の妻がいた。

天才ピアノ女子高生の天野奏に会いに行く藍沢。
天野は自分の体が日に日に悪くなっているのに、手術を拒否し続けていた。

藍沢は手術して手に後遺症が残ったとしても
リハビリすれば治る可能性があるという。

リハビリはつらいが天野ならきっと乗り越えられる。

藍沢の言葉と笑顔に励まされ、天野は手術を受けることにする。

新海は藍沢に天野へ大丈夫と言った事を攻め立てた。
手が良くならなくて、訴訟を起こされたら負けるというのだ。

しかし、藍沢はたとえ訴えられたとしても、天野には生きて欲しかったという。
新海はいつから医者が大丈夫と言えなくなったのかという。

 

見所

医者の笑顔が時として、どんな治療よりも効果があることがあるという。
信頼している医者が笑顔で大丈夫というとそれだけで治ったような気になるのかもしれない。
医者は施術しか出来ない。

病気や怪我を治すことだけが医者の仕事だ。

医者は患者を救うために出来る限りのことを尽くす。
何かほかに方法がないか探りながら最後の最後まで手を動かすのだ。

しかし、心臓移植のように施術の方法はあるのに、何も出来ないということがある。

藍沢は移植の問題は難しいと言う。
移植が出来ず、助からなかった暁人くん

暁人くんは約600日心臓を待ち続けたそうだ。

心臓を待ち続ける日々は毎日が苦しいと橘は言う。

眠ったわが子を見て明日起きてくれるかどうか不安で
起きたとしても発作が起きないかどうか不安で
ゲームをしているときが一番安心できるというのだ。

移植当日に風邪を引いたら、延期になってしまうため、外で遊ぶこともできない。

こういったときどうすればいいのだろうか。

と藍沢は悩んでいた。

医者は大抵負けず嫌いだ
予測を上回る現実にも勝ちたいと思う
だから手を動かし考え続けるのだ。

次回は8月14日(月)よる9時<15分拡大>です!