「イノセンス 冤罪弁護士」3話守ってくれる上司

ドラマ

ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の黒川先生は事務所の利益など考えていません。

別府所長(杉本哲太)らは、黒川先生が暴こうとしている事件の真相を解けば、顧問契約している企業の信用を失うことになると言い、弁護をやめるよう指示します。

しかし黒川先生は事実を明らかにし、会社という組織のためのトカゲの尻尾にされた依頼人・雲仙医師(平岳大)の無実を晴らすために戦うと言います。

ここで所長は黒川先生に事務所を辞めるよう脅しますが、上司の湯布院(志賀廣太郎)は黒川を庇い、交渉してくれます。

本来であれば、所長に歯向かった黒川は辞めさせられるところでした。

別に黒川先生は悪いことをしていません。

もちろん世間的には、事務所の利益を損なう行為をするとクビになることは間違いありません。

しかし、黒川先生は人を救おうとしているのです。

そんな正義感の強い人を辞めさせることは間違っています。

今の世の中ではこういうことが起きてしまいます。

何も悪いことをしていないのに、会社の不利益になることをしたらクビになってしまうのです。

そういう世の中です。

こういうことは普通に起きているのです。

そして、依頼人の雲仙医師も無実の罪で、職を失うことになりました。

ちゃんとした人が一人でもいると救われる

今回もしも湯布院さんがいなければ、黒川先生はクビになっていたかもしれません。

雲仙医師も良い上司がいれば、クビは免れたかもしれません。

黒川先生の弁護により、雲仙医師が医療ミスを犯したわけではないことは明らかにされましたが、判決は懲役1年執行猶予3年の有罪判決ました。

(懲役は1年ですが、執行猶予が3年なので、刑務所にはいきません。)

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もちろん証拠不十分ということ、黒川先生が証明した雷による機械トラブルが医療ミスの原因だったということは単なる可能性にすぎず事実ではないとの判断からの結果でした。

雲仙医師は医療行為を続けることができなくなり、医療過疎地で地域の手伝いをすることになりました。

裁判になる前に、訴えるようなことにならなければ、雲仙医師はまだ医者を続けていられたかもしれません。

黒川先生のような正義感の強い人は時に、自分の不利益も顧みず、事実を暴こうとしてしまいます。

自分が正しいと思ったことで自分の将来を惑わせてしまうとわかっていても、事実を追い求めるのです。

この行為は間違えていませんが、今の世の中ではそれをしてしまうと不幸になってしまいます。

このドラマはそんな不条理な世の中に何かを訴えたかったのかもしれません。