米津玄師「Flamingo」歌詞の意味(解釈)とは?

米津玄師

10月31日にリリースされる、米津玄師さんの新曲「Flamingo」のMVが公開されました。

米津玄師さんの「Flamingo」はどのような曲なのでしょうか。

米津玄師さんの「Flamingo」の歌詞の意味を考察してきます。

米津玄師「Flamingo」歌詞

作詞・作曲:米津玄師

宵闇に 爪弾き
悲しみに 浜晒し 花曇り
枯れたまち にべもなし
侘しげに鼻垂らしヘラヘラり

笑えないこのチンケな泥試合
カラクレナイの髪飾り
あらましき恋敵
触りたいベルベットの眥に
うすらはざむい笑みに

あなたは(ふらふらふら)フラミンゴ
鮮やかな(ふらふらふら)フラミンゴ
踊るまま ファファ
笑ってもう帰らない
寂しさと嫉妬ばっか残して
毎度あり 次はもっと大事にして

御目通り ありがたし
闇雲に舞い上がり 上滑り
虚仮威し 口ずさみ
うろたえに軽はずみアホ晒し

愛しいその声だけ聴いていたい
半端に稼いだ泡銭(あぶくぜに)
たかりだす昼とんび
くだらないこのステージで光るのは
あなただけでも良い

それは(ふらふらふら)フラミンゴ
恐ろしや(ふらふらふら)フラミンゴ
はにかんだ ふわふわ浮かんでもうさいなら
そりゃないね もっとちゃんと話そうぜ
ちくしょうめ 吐いた唾も飲まないで

樹雨に打たれて鼻垂らし
私は右手に猫じゃらし
きょうびこの程度じゃ騙せない
狭間で彷徨うとこしえに
地獄の閻魔に申しいり
あの子を見受けておくんなまし
酔いどれ張り子の物語
やったれ死ぬまで猿芝居

あなたは(ふらふらふら)フラミンゴ
鮮やかな(ふらふらふら)フラミンゴ
踊るまま ファファ
笑ってもう帰らない
嫉妬ばっか残して
毎度あり 次はもっと大事にして

宵闇に爪弾き花曇り
枯れた街 にべもなしはらへらり

(公開されたものを耳コピしたものです。)

米津玄師「Flamingo」歌詞の意味考察

”宵闇(よいやみ)に 爪弾き(つまはじき)
悲しみに 浜晒し 花曇り
枯れた街 にべもなし
侘しげに鼻垂らしヘラヘラり”

宵闇とは宵のうち月が出なくて暗いことです。

爪弾きは三味線などを指で弾くことです。

花曇りとは、桜の花の咲くころの、薄くぼんやりと曇った空模様のことです。

にべもなしとは愛想がないという意味です。

侘しげにとは、寂しげにという意味です。

とても暗い夜に、一人ギターを弾き、この寂しい街を一層孤独にさせているのかも知れません。

その街はどうしてこんなにも寂しくなったのでしょうか。

”笑えないこのチンケな泥試合
カラクレナイの髪飾り
あらましき恋敵
触りたいベルベットの眥(まなじり)に
うすらはざむい笑みに”

チンケとは最低であるさまです。

カラクレナイとは濃く美しいくれないのことです。

あらましきとは荒く激しいという意味です。

ベルベットとは表面が毛羽・輪奈(わな)でおおわれた、滑らかな感触のパイル織物のことです。
よくピアノなどにかけられています。
ネットで調べると画像がすぐに出てくるかと思います。

眥とは目じりのことです。

うすらはざむいとは薄ら寒いのことかも知れません。

薄ら寒いは、少し寒い感じであることをさします。

片思いなのでしょうか。
気になる相手に恋心を抱いていますが、彼女はなぜか悲しそうな顔をしています。

彼女と付き合っている人は悪い人なのでしょうか。

”あなたは(ふらふらふら)フラミンゴ
鮮やかな(ふらふらふら)フラミンゴ
踊るまま ファファ
笑ってもう帰らない
寂しさと嫉妬ばっか残して
毎度あり 次はもっと大事にして”

あなたはフラミンゴのように美しいのかも知れません。

だけど私には触ることができません。

ただ輝いている姿を外から見ているだけです。

私には手の届かない場所にあるのです。

私はあなたを見てただ悲しくなるだけです。

”御目通り(おめどおり) ありがたし
闇雲に舞い上がり 上滑り
虚仮威し(こけおどし) 口ずさみ
うろたえに軽はずみアホ晒し”

御目通りとは貴人にお目にかかることです。

虚仮威しとは浅はかな見えすいたおどしのことです。

うろたえるとは思いがけない事に驚き、どうすればよいかが分からず、まごつくをさします。

私はあなたに会って、とても嬉しかったのかも知れません。

それで舞い上がり、有頂天になったのです。

でもそれから、私はあなたを想い苦しむようになったのではないでしょうか。

私などにあなたを奪えるはずもないとわかったのです。

”愛しいその声だけ聴いていたい
半端に稼いだ泡銭(あぶくぜに)
たかりだす昼とんび
くだらないこのステージで光るのは
あなただけでも良い”

私とあなたは不釣り合いなのかも知れません。

私はあなたがステージに立つ姿を見れるだけでいいのです。

私は貧乏くさい人たちとつるむのです。

私にはあなたはもったいないのです。

”それは(ふらふらふら)フラミンゴ
恐ろしや(ふらふらふら)フラミンゴ
はにかんだ ふわふわ浮かんでもうさいなら
そりゃないね もっとちゃんと話そうぜ
ちくしょうめ 吐いた唾も飲まないで”

私はただただあなたを見るだけしかできませんでした。

話す度胸もないのかも知れません。
今度はもっと話したいのですが、言葉を飲み込んでばかりいるのです。

”樹雨に打たれて鼻垂らし
私は右手に猫じゃらし
きょうびこの程度じゃ騙せない
狭間で彷徨うとこしえに
地獄の閻魔に申しいり
あの子を見受けておくんなまし
酔いどれ張り子の物語
やったれ死ぬまで猿芝居”

とこしえにとは変わらずにいつまでも続くことです。

張り子とは竹や木などで組んだ枠、または粘土で作った型に紙などを張りつけ、成形する造形技法のひとつのことです。

私はあなたを想いながら、全然関係のないことをするのです。

私は晩年寂しい思いをしなければならないのかも知れません。
頼れるのは悪魔だけなのです。

私とあなたは月とスッポン。

この恋は叶うはずもないのです。

”宵闇に爪弾き花曇り
枯れた街 にべもなしはらへらり”

街が枯れたのは、あなたと結ばれない私の心があるからかも知れません。

この世は好きな人と結ばれなければ、生きづらい世界なのです。

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米津玄師「Flamingo」MV考察

私はあなたが無防備な姿で倒れていても、触れることもできません。
あなたには私は見えていないのかも知れません。

私はあなたのことを助けることはできないのです。
私にはどうしようもないのかも知れません。

酔いつぶれて、ただ街を歩くことしかできません。

私が影響を与えられないのはあなただけではありません。

世の中の人には、私など生きていようが生きまいが関係ないのです。

世間の人は私には見向きもしません。

周りの人は私など見えていないように生活しているのです。

こんな暗い世界を嘆いているのかも知れません。

だから、あなたと一緒になりたいのです。

まとめ

米津玄師さん待望のニューシングルは、とても難しい言葉が多く使われた恋愛ソングでした。

とても難解な言葉で作られた落語のような歌詞は、この現代に衝撃を与えました。
彼の才能に驚かされます。

次はどんな歌を作ってくれるのでしょうか。