猫の去勢はどんな感じか

医療

昨日飼っている猫(オス)の去勢を行ってきました。

かわいそうだからしないほうがいいと思っていましたが、大人になって大きな声で鳴くようになり、近所に迷惑かと思うようになりました。

去勢はかわいそうですが、やってあげたほうが幸せになるのではないかと決心しました。

今はやっても良かったと思っています。

費用

手術は術前の検査で10,000円ほど、手術費用が25,000円ほどとなっています。

合わせて35,000円ほどかかりました。

術後に消毒などありますので、もう1万円ほどかかるのかと思っています。

(こちらは確定したらお伝えします。)

術前

術前の準備としては動物病院で血液検査をして、手術そしても問題ないかを調べていただきます。

検査で問題が出なければ、手術の前日10次以降にご飯と水をあげなければ、手術を受けることができます。

朝にご飯を欲しいと訴えてきますが、スキンシップをとってあげると落ち着くので、餌をあげなくても眠ってくれます。

病院へ着くとカバンと猫を預けて、一旦家に帰ります。

術後

私がお願いした動物病院の場合は2時間半ほどで、手術が終わり目覚めたという報告をいただきました。

その後2時間後に迎えにいきました。

迎えにいくととても怖がっているようですが、痛みはないように思いました。

薬は化膿止めのための抗生物質のみもらいます。

痛み止めがないため、大丈夫かと質問すると先生は大丈夫だと言っていました。

一日経っても痛がる様子はないので、猫はグルグルをして痛みを整えているのかなと思っています。

ネットで調べると犬は痛がっていますが、猫は痛がらないなど書いていました。

現に痛がる様子がないので、猫は痛みに強いか、何か理由があり、痛みをあまり感じなくできるのかもしれません。

傷口を舐めてしまうのを避けるために、エリザベスカラーをつけられます。

エリザベスカラーをつけると

エリザベスカラーをつけると、自分の間合いが広くなるため、障害物を避けることができなくなります。

猫にエリザベスカラーが付いています

家に物がたくさんあると、移動するのに時間がかかってしまうためかわいそうかもしれません。

寝るのには問題ないようですので、心配はいりません。

ご飯はいつもより少し高い位置に置いてあげると食べられるようになります。

トイレが屋根が付いているタイプですと、エリザベスカラーが引っかかって入れなくなるので、屋根をとってあげるといいかもしれません。

本当は家にいてあげたほうが安心ですが、どうしても仕事で難しいという人は残して仕事に行ってもいいと思います。

傷があるので、いつもより元気が無く、ずっと寝ている感じです。

今はまだ術後1日目ですので、今後情報を追加していきます。

術後5日目に抗生物質がなくなるので、病院へ行かなければいけません。

その際に傷口を診てもらいます。

10日後にはエリザベスカラーを取ってもらえるようなので、術後10日は気が抜けませんが、猫も人間も慣れてくるでしょう。

エリザベスカラーは8日後に取れました

手術後はぐったりしてとても大人しくなります。

日を追うごとに、元気を取り戻していき、病院から頂いた化膿止めがなくなる頃には、元の元気を取り戻します。

8日後にうちの子はエリザベスカラーを取ることができました。

その前日に病院へ行き、薬を塗ってもらったのち、1日経ってから外せました。

エリザベスカラーを取ると、今まで痒かった部分を掻きむしってしまうため、皮膚に傷ができるかもしません。

(手術した部分を噛み始めると、またエリザベスカラーをつける必要があります。)

また今まで走り回ることができなかった分、興奮して走り出すことがあると思います。

(エリザベスカラーがあると、あちらこちらにエリザベスカラーが当たってしまうため、思うように行動ができなかったようです。)

去勢後の変化

去勢して変わったことと言えば、オエオエという大きな声をあまり出さなくなったことだと思います。

(うちの猫はオスです。)

去勢前は近所に迷惑になる程、大きな声を毎日出していましたが、今は家の中に聞こえるほどの声しか出さなくなった気がします。

また、外に出たがることが減ったと思います。

もちろん以前と同じように外に出たがることはありますが、出れないとわかるとすぐに諦めるようになりました。

(うちの子は野良猫だったため、外に欲出たがります。)

去勢前はストレスがあるのか、長い間家中を歩き回って興奮気味でしたが、大人しくなりあまり興奮しなくなったような気がします。

2週間経った今は、今までと同じくらい元気になりました。

大きな声で鳴くことがなくなったので、とても安心しています。

その代わり、なぜか一人で遊ぶことができるようになりました。

今までは見向きもしなかったおもちゃで、一人で遊ぶようになったのです。

また、去勢前はドアをカリカリして外に出たがっていたのですが、それもなくなりました。

窓から外を見るのは辞めません。

時々慌てて、違う窓へ向かったりするのも変わりません。

ですが、ノイローゼになる程、ドアをカリカリするのはなくなったので、とてもよかったと思っています。

まとめ

去勢をする前は、人間の傲慢で生殖能力を奪うことはやってはいけないと思ったのと、痛いことをするのがかわいそうだと思い、戸惑っていました。

やってみてわかったことはそんなに痛くないかもしれないということです。

去勢をしてこんなにストレスがなくなるのであれば、1週間ほどのエリザベスカラー付きの生活や、手術の心配はしょうがないのではないかと思います。

もしも躊躇されている方がいるのであれば、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

もちろん、去勢して必ず大人しくなるという保証はありません。

その点はご注意ください。