抜歯は痛い?親知らずを抜いてきたが意外と痛くなかった

医療

私は右奥歯の親知らずが上向きではなく、横向きに生えていたため、隣の歯に磨けない箇所があったため、虫歯になりかけていました。

抜歯前

(写真では左下の奥です。)

本日横向きに生えている親知らずを抜いてきました。

抜くまでは本当に怖くて、痛かったらどうしようと不安で仕方がありませんでした。

(歯を抜くのが初めてです。運がいいのか虫歯になったことがない31歳です。)

でも実際に行って帰ってきたら、全然痛くなかったので驚きました。

医学が発展していて本当に良かったです。

(私は少し綺麗めのいかにもしっかりしてそうな歯科医院で施術を行いました。)

始めの麻酔も痛くない

抜歯ということで、歯茎を切っていきますから、麻酔が必要なのは当然です。

その麻酔の注射が痛いのではないかと思ってビクビクしていました。

歯科医が持ち出した鋭利な器具が自分の口の中に入っていくのが見えた時、来る!痛いのが来る!と思っていましたが、痛みは全然耐えられるものでした。

子どもの頃転んだ時の膝の痛みよりも小さく、人につねられた時に感じる程度の感触しかしませんでした。

その後はその麻酔が効いているからなのか、液体がかかっている程度の感触しかありません。

溺れそうになった

施術が始まると、ゴリゴリと何かを削られる感触や、ウィーンという嫌な音があったり、力任せにぐいぐい押されたり、ぐるぐる回して何かを引っこ抜かれたりという感触がありました。

ウィーンと音がなる器具で処置をされている時に唾液が喉に溜まっていき、溺れそうになったので、左手を上げてしまいました。

しかし見た目では全然唾液が溜まっていないようで、笑われてしまいました。

その後は奥まで給水器具を入れてくれたので、問題ありませんでした。

あとは鼻から大きく深呼吸していれば大丈夫です。

(花粉症で鼻が詰まっていたら、どうするのだろうw)

施術中の苦痛

施術中は何をされているのかわからないので、いつ終わるのかという恐怖がありました。

舌が器具と接触してトラブルになるのではないかと思い、舌の行方がとても心配でした。

あとは時折唾液で窒息しそうになる恐怖があるので、施術中は早く終わってくれと祈るばかりでした。

なぜかわかりませんが、途中でもうすぐものすごく痛くなるのではないかと思うほどの痛みがありました。

(この痛みを超えたらもうだめという感じの感触です。)

ちょうどグリグリと何かを抜く作業の際でした。

その時は左手を上げて、痛みを訴えました。

すると一番始めと同じ麻酔銃のような器具で、処置をされたようで、その後は痛みは感じなくなりました。

20分ほど経ったのち雰囲気が一気に変わって、糸と針が見え始めたので、終わったのだとわかりました。

しかし、何も知識がないので、またいつ怖そうな器具が登場するのかわからず、不安でした。

アシスタントの方がもう抜けたので大丈夫だと言ってくれた時はとても安心しました。

その後は針と糸で縫う作業をして、5分後くらいに施術が終了しました。

体感では30分ほどで終わったのではないかと思います。

施術中はとても緊迫した状況で、とてもピリピリしているのがわかりました。

私はただただ早く終わってくれと祈るばかりでした。

途中顎が外れるのではないかと思うほど圧力をかけられた時もありましたが、私の顎はきちんと繋がっています。

抜歯後の感想

抜歯後の感想としては、「え、全然痛くないじゃん」というのが素直な思いです。

実際終わってみると、施術中もただやられるがままという状況なので、何の不都合もありません。

溺れそうになったのも、経験がなかったからで、もう一度やれと言われれば、すんなり対処できると思います。

唾液で苦しくなれば、飲み込めば問題ありません。

終わってみれば、なんであんなに怖がっていたのかと恥ずかしくなるくらい、大したことはありませんでした。

もう一度やろうと言われれば私は余裕で挑むことができるでしょう。

ですので、今恐怖と戦っている方は、そんなに恐れることはありませんので、ご安心ください。

(きちんとした歯科医院で施術をされることをお勧めします。)

施術後の痛み

施術後止血をするためにガーゼを噛むよう言われます。

ガーゼを取った後に、お腹が減っていたので、食べ物を口に入れましたが、その際はとても痛かったです。

慌てて頂いたロキソニンを飲みました。

その後は痛みに悩まされることはありません。

通常は麻酔が3時間ほど効くそうですが私の場合は1時間半ほどで、痛みが復活したように思います。

(ロキソニンを飲んだので、施術後3時間経過した現在は痛みがないです。)

今はおにぎりを片手に書いていますが、右の奥へ食べ物が行くと少し痛みが生じるので、米粒10粒ほどを口に入れてゆっくり食べている状態です。

施術後お風呂に入ると血圧が上がるので、シャワーにした方が良いと言われました。

不必要にうがいをするとせっかくでき始めたかさぶたが剥がれてしまうので、歯磨きをするだけにして欲しいと言われました。

翌日消毒をしなければならないので、もう一度歯科医院へ行きます。

その後1週間後に抜糸をするそうです。

値段

これだけ大掛かりなことをされたのに、値段は5,000円以内でした。

薬代も合わせてこの値段なので、とても安いと思います。

一瞬間経って抜糸しました

施術後1瞬間の期間はだんだん痛みが取れていき、ゲル状だった歯茎が徐々に硬くなっていきます。

一瞬間経った今はほぼ周りの歯茎と同じような硬さになっています。

昨日糸を抜いてきました。

抜糸の作業も全く痛くなく、「え、もう終わったんですか?」と思うほどすぐに終わりました。

抜糸後の写真

(施術箇所は左奥です。)【抜歯後】

抜糸前

【抜歯前】

舌で触るとまだデコボコしている部分があるため、今後平らになっていくのだと思います。

骨が出てくる

抜糸してしばらく経つと、歯茎が固まります。

その後、歯茎の密度が増していくと、歯茎が下がっていきます。

すると今までは隠れていた骨が出てくることがあるのです。

骨が歯茎より上に来ると、骨が歯茎を突き破ります。

そうなると、突き破った骨が舌に当たるので、痛みが出てきます。

この場合は出てきた骨を削ります。

ちょっと麻酔をして、削っていきます。

一度削っただけではまた歯茎が下がり、再度骨が出て来ることがあります。

私は歯茎を再び切開することが嫌だったので、もう一度骨を削ってもらいました。

私が抜歯をお願いした歯科医は急患で対応してくれたので、助かりました。

骨が出て来ることがあるということを知っておく必要があると思います。

骨が出てきたらすぐに、歯科医へ行きましょう。

まとめ

今のところはロキソニンが効いているのか、全然痛みを感じていません。

しかし、鏡で処置箇所を除くと痛々しい形跡が残っています。

すごいことをしたのだと思いますが、やる前に思っていたほど、苦痛を伴うものではなかったので、とても満足しています。

医学の発展はすごくて、本当に良かったと安心しました。

この先に痛みが出てくると言われていたので、今後また更新していきます。