宇多田ヒカルがプロデュースした小袋成彬「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」歌詞の意味(解釈)とは?

宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんががプロデュースした小袋成彬の曲「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」は宇多田ヒカルとコラボした曲です。

小袋成彬さんが宇多田ヒカルさんとコラボした「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」はどのような曲なのでしょうか。

小袋成彬「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」歌詞

〔小袋成彬〕

I don’t wanna be the lonely one
息を潜めたのに
But they call me the lonely one
上手く生きるすべを
悲しいほどに いつまでも磨いてる

弾む会話 話半分に
揺れる木々が重ねてく音が綺麗で
昨日も鳥の歌は聞こえず
今日も大人しく笑おうか

これは誰でもそうなのか?
騒がしい部屋の窓側の席
西日に舞う埃見詰めている
遠くに聞こえる 今どこで吠えてる
僕ら狼 荒野で一人

I don’t wanna be the lonely one
仲のいい風にも出来ずに
But they call me the lonely one
上手く生きたつもり
真冬の冷気肺に取り込み 体へ死にゆく

〔宇多田ヒカル〕

上目遣いでカメラに笑顔向ける少年らしくだけでは
導き出せぬ数式半ば
一人では辿り着けぬ景色がまだ
僕らが大きくなるのを待っている

〔小袋成彬〕〔宇多田ヒカル〕

I don’t wanna be the lonely one
息を潜めたのに
But they call me the lonely one
上手く生きるすべを
悲しいほどに いつまでも磨いてる

〔小袋成彬〕

また生き長らえている
なぜ生き長らえている?
荒野で吠える… I don’t wanna be the lonely one
荒野で吠える… I don’t wanna be the lonely one

小袋成彬「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」歌詞の意味考察

”I don’t wanna be the lonely one
息を潜めたのに
But they call me the lonely one
上手く生きるすべを
悲しいほどに いつまでも磨いてる”

孤独になりたくなくて息を潜めたのに、周りの人が私を孤独なやつだと言います。上手く生きるすべを磨かないと生きていけないことに嫌気がさしているのかもしれません。

生きていく上で、孤独は辛いものです。皆が孤独になりたくないはずなのです。しかしそう思えばそう思うほどかえって孤独になってしまうことがあります。なぜ、生きるのはこんなに複雑なのでしょうか。

”弾む会話 話半分に
揺れる木々が重ねてく音が綺麗で
昨日も鳥の歌は聞こえず
今日も大人しく笑おうか”

本当は人の話になんて興味はない、自然から聞こえる音の方が心地いいからずっと聞いていたいのに、都会では鳥のさえずりさえ聞こえません。だから仕方なく、相槌を打つように笑うのです。

本当は人の話なんか聞きたくないのに、それしかすることがないので、笑いたくもないのに、愛想笑いをしなければなりません。

そういう変な感覚を嘆いているのでしょう。

本当にこの世の中は嘘が多いのです。

”これは誰でもそうなのか?
騒がしい部屋の窓側の席
西日に舞う埃見詰めている
遠くに聞こえる 今どこで吠えてる
僕ら狼 荒野で一人”

他の人が騒がしそうに動いている中、その影響で舞う埃を照らす西日を見つめている僕がいます。

そんな時自分の孤独を思い知るのです。そういうのはみんな同じなのかと問いかけています。

ここでは孤独な人のことを狼だと言っています。

孤独な状況を詩的に表現しています。

”I don’t wanna be the lonely one
仲のいい風にも出来ずに
But they call me the lonely one
上手く生きたつもり
真冬の冷気肺に取り込み 体へ死にゆく”

孤独になりたくないけれど、他の人と仲良くすることもできない。どうしても周りの人は私を孤独なやつだと言います。

上手く生きたいけれど、また一人で寒い冬を生きるのです。

私はあとどれくらいこの寒い冬の冷気を一人で吸い込めばいいのかと嘆いているのです。

”上目遣いでカメラに笑顔向ける少年らしくだけでは
導き出せぬ数式半ば
一人では辿り着けぬ景色がまだ
僕らが大きくなるのを待っている”

孤独な私を本当は一人では生きていけないのに、周りを嘲って上目遣いでカメラに笑顔を向けているような少年に例えて卑下しています。

もっと成長すれば、孤独から抜け出せると信じているのです。

しかし孤独な人は成長したからと言って孤独から抜け出せるわけではありません。

いつか必ず、自分を支えてくれる人はやってくるのです。成長とは関係ないところで。

”また生き長らえている
なぜ生き長らえている?
荒野で吠える… I don’t wanna be the lonely one
荒野で吠える… I don’t wanna be the lonely one”

孤独すぎて、生きることへ疑問を抱き始めています。

孤独が過ぎると人は生きることを辞めたくなるのです。しかしいつか必ず孤独から解放されることを信じているのかもしれません。

ですから、この歌は生まれたのだと思うのです。

小袋成彬

小袋成彬さんは宇多田ヒカルさんが惚れ込んで始めてプロデュースした人だと言います。


宇多田ヒカルさんは小袋さんの歌声に惚れ込んでいるようですが、私は別に素晴らしい歌声に思えません。宇多田さんの方がよっぽど素晴らしい歌声です。
それにしても独自性はあるのかもしれません。小袋さんの歌はどこか宇多田さんの初期の作品に似た孤独感が色濃く漂っています。そういうところに惹かれあったのかもしれません。

小袋さんは上の動画で、芸術は生まれるべくして生まれてきたものだと言っています。
芸術を生み出す人はそれを産み落としたくて仕方がなかったから生み出したと言っているのです。
私はそんなふうに全ての芸術の生誕を決めつける若者が大っ嫌いですが、小袋さんはそんなふうに決めつけています。
本当の芸術家は芸術を定義することはできません。
なぜなら芸術とは言葉にできないから素晴らしいのですから。
果たしてこの人に宇多田ヒカルのような稀有な才能はあるのでしょうか。

私はまだまだそこまでの才能はないと思いますが、宇多田さんがこんなに惚れ込んでいるのですから、これからに期待したいです。