『ワールドビジネスサテライト』エンディングテーマ曲、東京事変「緑酒」歌詞の意味(解釈)とは?〜もっとより良い社会に〜

東京事変

東京事変の「緑酒」は、経済ニュース番組『WBS ワールドビジネスサテライト』エンディングテーマ曲です。

東京事変の「緑酒」は、どのような曲なのでしょうか。

東京事変の「緑酒」の歌詞の意味を考えていきます。

東京事変「緑酒」歌詞

作詞:椎名林檎
作曲:伊澤一葉
編曲:東京事変

乾杯日本の衆
今日は今日でまあ一つ
美味しいかどうかはさておきだ 各種生業お疲れさん

小さな頃描いた将来大人は
列国の制度のめぼしき面
選んでは取り入れ最終形態を拵えた

気付いたら違っていたバトンタッチが済んで
自分らは扶養側へ責任を負う立場になった

時間がない 金すらない
無い無い尽くしと言う ましてどうしてこう心身消耗してんだっけ

乾杯日本の衆 信じていたい遍く
全員善人でしょう 疑念なぞ抱いても肝を突いちゃならん
大きな不安孕んだ正体憚る
膨満感に噦いてどこから嚥下できようか未だ皆目消化不良だ

気付いたら許していた お年召した御仁と
幼気な御子さん方は 恥ずかしそうに黙ってんだ
ぺてんのない世の中を直ぐに作んなくちゃ 
そう願わくばいっそ老いも若いも多弁であれ

自由よいいように搾取されないで安く売らないで
終始貴様は誇り高くあって頼むよ
自由フェイクじゃない元来の意味を見せて
騙るまじ腐るまじ追い続けていたい貴様をずっと

果たしても選ばれざる服従層と
知らん間に選ばれし支配層を結ぶ争点
自由という名の富
買い叩いて奪い合う尊厳

乾杯日本の衆いつか本当の味を
知って酔いたいから樹立しよう
簡素な真人間に救いある新型社会
次世代へただ真っ当に生きろと云い放てる時遂に祝う
その一口ぞ青々と

自由たる香 さぞ染み入る事だろう
伝う汗と涙が報われて欲しい皆の衆

自由よ愛している
もう遠去かんないで傍に抱き寄せて
終始貴様を尊び敬って求める自由
ああどうしたって意識せざるを得ない
逃すまじ失くすまじ 愛されてみたい貴様にやっと

Stay awake

東京事変「緑酒」歌詞の意味(解釈)とは?

東京事変の「緑酒」は、我々をもっと真っ当に生きよと奮い立たせてくれる曲です。

東京事変の「緑酒」は、具体的にどのようなことを伝えようとしているんでしょうか。

歌詞考察歴3年の私が、東京事変の「緑酒」の歌詞の意味(解釈)を考えていきます。

乾杯日本の衆
今日は今日でまあ一つ
美味しいかどうかはさておきだ 各種生業お疲れさん

小さな頃描いた将来大人は
列国の制度のめぼしき面
選んでは取り入れ最終形態を拵えた

拵えたはこさえた(作った)です。

今の社会は戦後に生きた方々が苦労して作り上げた結果で成り立っています。

彼らは戦後の復興で多くの努力をし、今の社会を形成したのです。

日本を近代化させるため、諸外国の制度を学び選び抜き日本の社会に反映していきました。

そして今私たちが生きるこの世界は彼らが築き上げたものの集大成なのです。

道路、ダム、電力施設、鉄道などなどさまざまなものを一から作り上げたのです。

ここには感謝すべきことがたくさんあります。

気付いたら違っていたバトンタッチが済んで
自分らは扶養側へ責任を負う立場になった

時間がない 金すらない
無い無い尽くしという ましてどうしてこう心身消耗してんだっけ

必要なものは全て用意されています。

医療も格段に進歩しました。

江戸時代、明治時代、大正、平成と格段に環境はよくなっています。

でも今の社会はなぜか生きづらいんです。

日々の仕事に追われ疲れ果てています。

うつ病を発症する人も少なくありません。

乾杯 日本の衆 信じていたい遍く
全員善人でしょう 疑念なぞ抱いても肝を突いちゃならん
大きな不安孕んだ正体憚る
膨満感に噦いてどこから嚥下できようか未だ皆目消化不良だ

孕んだは「はらんだ」です。

含むという意味です。

憚るは「はばかる」です。

いっぱいに広がるという意味になります。

膨満感は食べ過ぎ飲み過ぎによるお腹の張りです。

噦いては「えずいて」です。

嚥下(えんげ)は口の中で食べ物を飲み込みやすいかたちにし、食道から胃へ送り込むことをいいます。

人はみんな良い人たちなんです。

悪い人はいません。

憎みたくなってもその感情を相手にぶつけてはいけません。

生活にはなんとない常に不安がはびこっています。

そういう不安は常に解消できずにいるんです。

この気持ち悪さはいつになったら拭えるんでしょうか。

気付いたら許していた お年召した御仁と
幼気な御子さん方は 恥ずかしそうに黙ってんだ
ぺてんのない世の中を直ぐに作んなくちゃ 
そう願わくばいっそ老いも若いも多弁であれ

御仁は他人の敬称です。

言いたいことを言えない社会になっています。

子どもたちはどこか、遠慮がちです。

嘘偽りのない社会にしなければなりません。

そのためには老若男女皆が意見を言い合える世の中にしなければならないんです。

みんなで社会をよりよくしていくんです。

自由よいいように搾取されないで安く売らないで
終始貴様は誇り高くあって頼むよ
自由フェイクじゃない元来の意味を見せて
騙るまじ腐るまじ追い続けていたい貴様をずっと

皆自分の生活、行動に誇りを持ってほしんです。

気高く、そして正しく生きてほしいです。

人を騙すのではない本当に正しいものを追求してほしいです。

腐ってはいけません。

諦めず声を発し、社会をより良いものに変えていくんです。

私たち一人一人が皆住みやすいと思える社会にするために。

果たしても選ばれざる服従層と
知らん間に選ばれし支配層を結ぶ争点
自由という名の富
買い叩いて奪い合う 尊厳

地位や名誉とは本来自然と身につくものです。

今はお金があればその威厳を買えてしまいます。

金持ちが社会を支配し、貧乏人はその支配から逃れることができません。

自由なんてものはお金を持ってはじめて得られるものとなってしまったんです。

この社会の構成は本当に正しいものなのでしょうか。

乾杯 日本の衆いつか本当の味を
知って酔いたいから樹立しよう
簡素な真人間に救いある新型社会
次世代へただ真っ当に生きろと云い放てる時遂に祝う
その一口ぞ青々と

真っ当に生き、努力をし、他人に良い影響を与える人が富める社会築きたい。

そんな社会であれば私たちは心の底から頑張ったと言えるんじゃないでしょうか。

今私たちは真に若者たちに正しく生きろと言えるんでしょうか。

そう言えるような正しい行いを行えているでしょうか。

胸を張り、正しいことができる社会を築いていきたいです。

そうなったら、私たちは心の底から日々を祝福できるんです。

自由たる香 さぞ染み入る事だろう
伝う汗と涙が報われて欲しい皆の衆

自由よ愛している
もう遠去かんないで傍に抱き寄せて
終始貴様を尊び敬って求める自由
鳴呼どうしたって意識せざるを得ない
逃すまじ失くすまじ 愛されてみたい貴様にやっと

私たちは自由を求めています。

やりたいこと好きなことができる自由。
真に正しいことができる自由。
真っ当な社会に作り替えることができる自由。
他人を心から尊敬できる自由。
間違えていると思ったものに間違えていると言える自由を。

今そんなことを思っているのだとしたら、この社会はそれが実現できない社会であるということ。

しかしだとしても私たちはその「自由」を追い求めなければなりません。

東京事変「緑酒」タイトルの意味(解釈)とは?

私たちは本当の意味で「お疲れ様」を言える社会を生きていないんじゃないかと言っているのではないでしょうか。

緑の酒を飲んで満足しているんです。

それは本当に透き通った綺麗な酒ではありません。

真に潔白だと言える行動ができているんでしょうか。

汗水垂らして働いた仕事は心の底からよかったと言えるものなんでしょうか。

その酒に心から祝福できるんでしょうか。

もしもそれがそうだと断言できないのであれば、汚い酒を綺麗に変えていき、心の底から、乾杯できる社会にしていきたいとそう願っているんです。

東京事変「緑酒」を聴いた感想

created by Rinker
¥250 (2021/04/16 23:09:40時点 Amazon調べ-詳細)

私たちは本当に正しいことができているんでしょうか。

子どもの頃、悪口を言ってはいけないと言われたにも関わらず、SNSでは悪口が飛び交っています。

もちろん政治家に対してああだこうだ言えるのは言論の自由です。

ですが、それが本当に社会に良い影響を与える発言なんでしょうか。

あるいは自社だけ得をするような商売をしていないでしょうか。

本当に人を救いたいと思い働いている人がどれだけいるんでしょうか。

お金も重要、しかし正義も重要です。

お金も正義もどちらも正しく得ることができる社会。

自身の幸せだけでなく、他人の幸せをも選べる社会。

そういう社会を目指していかないといけないんじゃないか。

そしてそれを国民みんなで協力して作り上げていこうよと、そう呼びかけている曲なんじゃないかと思います。

東京事変「緑酒」Spot Movieの意味(解釈)とは?

桜が綺麗に舞っています。

その景色を祝福する季節です。

でもその綺麗な景色を真に祝福できるような生き方をしているんでしょうか。

そんな目で見ると、桜が散る様に哀愁を感じます。

でもきちんと祝福し感謝できる社会はすぐそこにあるんです。