宇多田ヒカル「誰にも言わない」歌詞の意味(解釈)とは?〜『サントリー天然水』CMソング

宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの「誰にも言わない」は、『サントリー天然水』のCM『光も風もいただきます。』篇で流れています。

宇多田ヒカルさんの「誰にも言わない」はどのような曲なのでしょうか。

宇多田ヒカルさんの「誰にも言わない」の歌詞の意味(解釈)を考えていきます。

宇多田ヒカル「誰にも言わない」歌詞

作詞・作曲:宇多田ヒカル

いくつもの出会いと別れ
振り返って、思う

一人で生きるより
永久(とわ)に傷つきたい
そう思えなきゃ楽しくないじゃん
過去から学ぶより
君に近づきたい
今夜のことは誰にも言わない

I won’t tell my friends
‘Cause I know they’re gonna worry
I won’t blame anyone else
For what happens to me

(みんな心配してることを知ってるなんて言いたくない
私に何が起きても誰も責めたくない)

完璧なフリは腕時計と一緒に外して
ベッドの横に置いて

一人で生きるより
永久(とわ)に傷つきたい
そう思うのはただのワガママ
罪を覚えるより
君に教わりたい
今夜のことは誰にも言わない

明日から逃げるより
今に囚われたい
まわり道には色気が無いじゃん

I won’t tell my friends
‘Cause I know they’re gonna worry
I won’t blame anyone else
For what happens to me

(みんな心配してることを知ってるなんて言いたくない
私に何が起きても誰も責めたくない)

Can you satisfy me
Boy you know what I need
I just want your body
I just want your body

(あなたは私を守れる?
あなたは私が何を欲しがっているか知ってる?
私はあなたが欲しいの)

One way street 照らす月と歩いた
好きな歌口ずさみながら
感じたくないことも感じなきゃ
何も感じられなくなるから

宇多田ヒカル「誰にも言わない」歌詞の意味(解釈)とは?

宇多田ヒカルさんの「誰にも言わない」は、どんなことが起きても、自分の意思を貫いて生きようと教えてくれる曲だと思います。

宇多田ヒカルさんの「誰にも言わない」は、具体的にどういうことを伝えようとしているのか、歌詞考察歴3年の私が宇多田ヒカルさんの「誰にも言わない」の歌詞の意味(解釈)を考えていきます。

いくつもの出会いと別れ
振り返って、思う

一人で生きるより
永久(とわ)に傷つきたい
そう思えなきゃ楽しくないじゃん
過去から学ぶより
君に近づきたい
今夜のことは誰にも言わない

私たちは傷つくことを恐れているのかもしれません。

できれば何も起きない平穏な日常を願っているのです。

でもどんなに逃げていても、苦しみは追いかけてきます。

絶対に苦しみから逃げることはできません。

だったら私はあえて、苦しみを選ぶんです。

何が起きても後悔しません。

ただただ本能に任せて生きます。

なぜなら私はあなたとの幸せを願っているから。

みんな心配してることを知ってるなんて言いたくない
私に何が起きても誰も責めたくない

私は自分のことを自分の責任で生きています。

誰のせいにすることもありません。

全部自分の責任なんです。

完璧なフリは腕時計と一緒に外して
ベッドの横に置いて

完璧な人などいません。

みんな不完全なんです。

自分の意見が完璧だなんて思っていけません。

一人で生きるより
永久(とわ)に傷つきたい
そう思うのはただのワガママ
罪を覚えるより
君に教わりたい
今夜のことは誰にも言わない

一人で生きれば楽かもしれません。

傷つく回数も少ないのかもしれません。

でも誰かと一緒に行きたいんです。

誰かと一緒に秘密を共有したいんです。

明日から逃げるより
今に囚われたい
まわり道には色気が無いじゃん

今を必死に生きればいんです。

今を真剣に生きれば、未来を乗り越えていけます。

みんな心配してることを知ってるなんて言いたくない
私に何が起きても誰も責めたくない

私は誰かのせいになんてしません。

自分に降りかかった運命は全て自分のせいなんです。

自分の力で対処するんです。

あなたは私を守れる?
あなたは私が何を欲しがっているか知ってる?
私はあなたが欲しいの

私はあなたに守ってもらおうなどと思っていません。

私があなたを守るんです。

私は一人でも行きていけます。

でもあなたと生きる道を選んだんです。

One way street 照らす月と歩いた
好きな歌口ずさみながら
感じたくないことも感じなきゃ
何も感じられなくなるから

どんなに嫌なことが待ち受けていても、私は整然と歩んでいくことができます。

たった1ついつでも持てるもの。
それは愛なのかもしれません。

どんなに傷つこうが、苦しもうが、そこに愛があれば、私は歩んでいけるんです。

良いこともあれば悪いこともあります。

悪いことがなければ、それが良いことだなんてわかりません。

苦しみの中にも必ず素晴らしい瞬間が待っています。

たとえ苦しみが訪れても歩んでいけば、また光が射すんです。

それを繰り返すだけです。

『サントリー天然水』CM考察

今回の『サントリー天然水』のCMはとても深いメッセージが発信されています。

とても深い。

人生の指針になるようなメッセージです。

『サントリー天然水』CMで宇多田ヒカルが読んでいる詩は何?

『サントリー天然水』のCMの中で宇多田ヒカルさんは詩を朗読しています。

宇多田ヒカルさんが『サントリー天然水』のCMの中で読んでいるのは、国木田独歩さんの『小春』という本に登場する一節だそうです。

Kindleで無料で購入できるので、私も買ってしまいました。

(スマホではなくPCでAmazonを開いて検索すればワンクリックでダウンロードできます。)

宇多田さんは下記の一節を朗読しています。

月光をして、
汝の逍遙(しょうよう)を照らさしめ、
山谷の風をして、
ほしいままに汝を吹かしめよ

出典:国木田独歩著「小春」

月光をしてとは、月光に従い、汝(あなた:小説では妹)の逍遙(しょうよう)(気ままにぶらぶら歩くこと)を照らさしめ、(霧深き)山谷の風に従い、ほしいままに汝を吹かしめよと直訳できます。

つまり、「光射す時は、あなたはあなたのやりたいように生きればいい、そしてたとえ周りが見えない険しい困難な状況でも、その困難な状況から逃げずに、またやりたいことをやればいいんだよ」と言ってくれているんです。

宇多田ヒカルさんは、この一節が「誰にも言わない」の伝えたいことにマッチしていると言っています。

生きていれば、様々なことを経験します。

何が起きるかわかりません。

突然奇怪なウイルスが世の中を覆い尽くすこともあるんです。

たとえそんな不運な状況に陥ったとしても、我々は汝(自分)を信じ、生きていかなければなりません。

自分を信じ、自分ができることをすればいいんです。

そうすればまた月光が射す日がやってきます。

宇多田ヒカル「誰にも言わない」感想

宇多田ヒカルさんの「誰にも言わない」の歌詞を考察し、とても強く、潔い感覚を感じました。

宇多田さんは今まで様々な人との別れを経験してきました。

有名人の母親を持ち、感受性豊かな日々を過ごしてきました。

親子関係、人間関係で様々な経験をしてきましたのではないでしょうか。

一時音楽活動を休止し、ロンドンへ移住しました。

そしてまた日本に戻り、音楽活動をリブートさせたんです。

音楽活動をしていると、様々な人から批判をされるのではないかと思います。

私がこのように小さなブログを運営しているだけでも、批判的なコメントをされてしまいます。

宇多田さんのように有名な人であれば、毎日のように批判的なコメントが届くのではないでしょうか。

普通ならそんなことを毎日言われたら、気が滅入ってしまいます。

宇多田さんは素晴らしい歌を作成できるので、人よりも感性が優れています。

なので、我々よりもっと傷つき、悲しんでいるのではないでしょうか。

しかし、宇多田さんは様々な文章を読み、勉強することでそういった理不尽さと戦うことができているんだと思います。

国木田独歩さんの「小春」は、CM製作陣からの提案で出会った書籍かもしれません。

しかし宇多田さんはその言葉の意味を理解し、その言葉の意味を学んだんです。

たとえどんなに苦しいことがあっても、自分のやりたいことを見失ってはいけない。

「誰にも言わない」にはそんなメッセージが込められています。

そして今、宇多田さんにとって最も重要なものは、ご子息のことなのかもしれません。

自身にとって最も大切なものを育むこと。

それが彼女にとって何よりもの喜びなのかもしれません。

もしもそこに愛する気持ちがあるならば、人は迷わず生きることができるのではないでしょうか。

どんな時にも愛が必要です。

宇多田ヒカルさんの「誰にも言わない」にはそんなメッセージも込められている気がします。

宇多田ヒカル「誰にも言わない」リリース情報

宇多田ヒカルさんの「誰にも言わない」は、5月29日(金)にリリースされました。

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