Mr.Children「innocent world」歌詞の意味(解釈)とは?〜サラリーマンにも希望はある〜

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Mr.Children「innocent world」歌詞

作詞・作曲:桜井和寿

黄昏の街を背に 抱き合えたあの頃が 胸をかすめる
軽はずみな言葉が 時に人を傷つけた そして君は居ないよ

窓に反射する(うつる) 哀れな自分(おとこ)が
愛(いとお)しくもある この頃では
Ah 僕は僕のままで ゆずれぬ夢を抱えて
どこまでも歩き続けて行くよ いいだろう?
mr. myself

いつの日も この胸に流れてる メロディー
軽やかに 緩やかに 心を伝うよ
陽のあたる坂道を昇る その前に
また何処かで 会えるといいな イノセント ワールド

近頃じゃ夕食の 話題でさえ仕事に 汚染(よご)されていて
様々な角度から 物事を見ていたら 自分を見失ってた

入り組んでいる 関係の中で いつも帳尻 合わせるけど
Ah 君は君のままに 静かな暮らしの中で
時には風に身を任せるのも いいじゃない
oh miss yourself

物憂げな 6月の雨に 打たれて
愛に満ちた 季節を想って 歌うよ
知らぬ間に忘れてた 笑顔など見せて
虹の彼方へ放つのさ 揺れる想いを

変わり続ける 街の片隅で 夢の破片(かけら)が 生まれてくる
Oh 今にも
そして僕はこのままで 微かな光を胸に
明日も進んで行くつもりだよ いいだろう?
mr. myself

いつの日も この胸に流れてる メロディー
切なくて 優しくて 心が痛いよ
陽のあたる坂道を昇る その前に
また何処かで 会えるといいな
その時は笑って 虹の彼方へ放つのさ イノセント ワールド
果てしなく続く イノセント ワールド

Mr.Children「innocent world」歌詞の意味考察

Mr.Childrenの「innocent world」は、「僕らはきっと希望を胸に生きているんだ」と教えてくれる曲です。

歌詞考察歴2年、ミスチルファン歴20年の私が、Mr.Childrenの「innocent world」の歌詞の意味を考察していきます。

黄昏の街を背に 抱き合えたあの頃が 胸をかすめる
軽はずみな言葉が 時に人を傷つけた そして君は居ないよ
窓に反射する(うつる) 哀れな自分(おとこ)が
愛(いとお)しくもある この頃では
Ah 僕は僕のままで ゆずれぬ夢を抱えて
どこまでも歩き続けて行くよ いいだろう?
mr. myself

黄昏は夕方のことです。

盛りを過ぎ、勢いが衰えるころという意味でもあります。

黄昏どき

胸をかすめるとは、「ちょっと現れてはすぐ消える」という意味です。

僕は君に無神経なことを言ってしまったのかもしれません。

それで君は僕の前から姿を消しました。

黄昏の綺麗な景色を背にして、抱き合えたのはもう過去のことなのです。

それは二度と戻ることのない時間なのかもしれません。

僕は夢を追うことを諦めたくなかったのかもしれません。

君のことよりも夢を選んだのでしょうか。

今は1人、孤独になりましたが、「これでいんだろうか」と自分に確かめています。

でも素直にうなづくことができないのです。

やっぱり寂しいんですね。

君がいなくなったことを後悔しています。

どうして夢を選んでしまったのかと、後悔しているのです。

ここには、本当の自分が2人います。

「君を選べなかったことで後悔している自分」と、「夢を選んで正解だったと強気な自分」。

それを「mr. myself」と他人行儀に自分を表現しているのではないでしょうか。

いつの日も この胸に流れてる メロディー
軽やかに 緩やかに 心を伝うよ
陽のあたる坂道を昇る その前に
また何処かで 会えるといいな イノセント ワールド

いつの日も この胸に流れてる メロディー”は「君がくれた優しい日々」のことではないでしょうか。

軽やかで緩やかでとても心地よかったのです。

君は僕に安らぎをくれたのではないでしょうか。

君がいることで僕はいつも元気になれました。

でも僕は夢を選びました。

その決断は本当に苦しいものでした。

今も正しかったのかわかりません。

でも僕は希望を抱きたかったのです。

イノセントとは「無邪気な」とか「純粋な」とかいう意味です。

僕にとって君との日々は「純粋で綺麗な日々だった」と言っています。

これから僕は汚い場所へ向かうということでしょうか。

生きることは綺麗なことばかりではないと言っているのかもしれません。

でも本当は僕だって「純粋な心」を忘れたくないのです。

近頃じゃ夕食の 話題でさえ仕事に 汚染(よご)されていて
様々な角度から 物事を見ていたら 自分を見失ってた

本当はいつも綺麗で素敵な世界を見ていたいです。

仕事の話なんてしたくないのです。

仕事をするということは、汚いことをすることなのかもしれません。

誰かからお金をとって、自分の身を肥やして。

そうしなきゃ幸せにはなれません。

僕はそう思っているのでしょうか。

入り組んでいる 関係の中で いつも帳尻 合わせるけど
Ah 君は君のままに 静かな暮らしの中で
時には風に身を任せるのも いいじゃない
oh miss yourself

やりたくないことも、しなければいけません。

本当に好きだと思うことをしていては稼げないのです。

だからやりたくもないことをやり続けるのです。

でも時には仕事を休んで、ぼーっとすることも必要ではないでしょうか。

自分のやりたいことをひたすらやるんです。

それも必要ではないでしょうか。

物憂げな 6月の雨に 打たれて
愛に満ちた 季節を想って 歌うよ
知らぬ間に忘れてた 笑顔など見せて
虹の彼方へ放つのさ 揺れる想いを

物憂げとは、「何となく気がふさぐような」という意味です。

やりたくない憂鬱な気分で、愛や希望を思い浮かべます。

というかこういうことしかできないのかもしれません。

やりたいことをやって気ままに暮らせるのは、ほんの一部の人だけです。

才能のない人たちは、せっせと働くしかないのです。

自分の気持ちを押し殺して、僕はただ願うだけです。

叶うことなんてないと思いながらもただ願うだけなのです。

もう忘れていた笑顔を作りながら。

変わり続ける 街の片隅で 夢の破片(かけら)が 生まれてくる
Oh 今にも
そして僕はこのままで 微かな光を胸に
明日も進んで行くつもりだよ いいだろう?
mr. myself

たとえもう諦めてしまっていたとしても、僕を突き動かすのはやっぱり胸に秘めた希望なのです。

僕は決して夢を忘れてしまったわけではありません。

この胸の中に夢は生きています。

それがあるから明日を描けるのです。

そうなんです。

僕はもう夢など見ることを諦めてしまっています。

それが本物の僕だと思っていました。

でもそれも「本当の自分」ではなかったのです。

いつの日も この胸に流れてる メロディー
切なくて 優しくて 心が痛いよ
陽のあたる坂道を昇る その前に
また何処かで 会えるといいな
その時は笑って 虹の彼方へ放つのさ イノセント ワールド
果てしなく続く イノセント ワールド

たとえもう叶わないかもしれませんが、どこかに純粋無垢な心を残していたいのです。

休日ふと映画を見ながら思い出して欲しいです。

自分にも夢や希望があったことを。

そしてお金に余裕ができたら、勇気を出して欲しいとも思います。

もちろんそんなことできなくてもいいです。

でも決して忘れないで欲しいです。

あの子どもの頃の希望に満ちた日々があったことを。

Mr.Children「innocent world」MV意味考察

Mr.Childrenの「innocent world」のMVは公開されています。

ご自身で探してご覧ください。

私はその映像を見ながら、MVが伝えていることは何なのか考察していきます

会社の窓から自由に空を飛ぶ鳥を見て羨ましく思ったことはないでしょうか。

空を飛ぶ鳥

窓の外に走る電車を見て、自分も外に出たいと思ったことはないでしょうか。

そう思うことは正しいことでしょうか。

人が自由を束縛して生きること。

それは本当に正しいことでしょうか。

鳩たちが飛ぶ風景の後に、ギターを弾くミスチルのメンバーの姿があります。

彼らは自由に空を飛ぶ鳩のような存在なのでしょうか。

いえ、夢を諦めない人たちなのではないでしょうか。

僕らとミスチルの違いは、諦めたか諦めなかったかの違いかもしれません。

本当は自由に生きようと思えば生きることができます。

最悪貧乏でもよければ、普通に自由に生きられるのです。

でも世間体を気にして、アルバイト生活を無下に思い、サラリーマンを選択したのかもしれません。

自由を捨てて。

僕らは一日の半分以上を仕事をして生活します。

朝早く起きて電車に乗って、暗くなってから電車に乗って帰ってきます。

一番明るくて心地いい素敵な景色を見ることもなく、パソコンの画面をみながらキーボードを叩くのです。

仕事に熱中する人

そして束の間の”限られた”週末の二日間か三日間を満喫します。

けれどその休日の終わりになると、明日の仕事のを思い出し胸を痛めます。

そんな生活から解放されたいと、どこかで思っているはずなのに、抜け出すことはできないと諦めているのです。

でも本当にそうでしょうか。

僕らは何かに守られているだけではないでしょうか。

自分の力で歩むことだってできます。

そこにある傘で雨を防がなくても、歩いていけるのではないでしょうか。

自分の力で金を稼ぎ、自分の足で生きていくことは本当に難しいことでしょうか。

そうして生きている人はたくさんいます。

あなたの友人の中にいるはずです。

その人は特別な人なのでしょうか。

いえ、私はそうは思いません。

ただ諦めなかっただけだと思います。

ただ勇気を出した人なのだと思うのです。

私だってそうです。

もう諦めるのをやめただけです。

Mr.Children「innocent world」を聴いた感想

この歌は負けてしまった人の歌のように聞こえました。

負けてしまったというか、もう希望を持てなくなってしまった人でしょうか。

前半は失恋した人の話に聞こえますがそうではなかったのですね。

自分のやりたいことを諦めざるをえなかった人の嘆きだったのかもしれません。

「純粋に生きたい」

「自分の好きなことをしたい」

でもそんなことは”夢物語”です。

みんな嫌なことをやってお金を稼がなければなりません。

毎日ストレスを抱えながら、仕事をするのです。

それが大人であり、それが「生きるということ」です。

みんな働かなくていいのであれば、やめます。

でも働かなければ生きていけないのです。

それは原始時代から変わっていません。

ミスチルの桜井さんは、1994年にこのシングルを発表しました。

当時はサラリーマンしかいなかったのかもしれません。

サラリーマンとして働くことしかできなかったのです。

すでにビッグアーティストとして活動していた彼らはサラリーマンとして働くファンのために、このメッセージを送ったのかもしれません。

でも桜井さんは「陽のあたる坂道を昇る その前に」と言っています。

陽のあたる坂道」って何のことでしょうか。

やりたくもない仕事をしていたら陽のあたる坂道を目指せるのでしょうか。

人はきっと最後に陽が当たることを夢見て今を生きているのかもしれません。

サラリーマンとして働くのは、最後に陽の目を見るためです。

僕たちは希望を見失ってしまったわけではありません。

希望のために、無心で生きているのです。

20年経った今

現代は「innocent world」の発売から20年も経っています。

すでに文明は進化しました。

あの頃はまだサラリーマンという働き方が主流でした。

(一部の人がお店を経営していましたし、会社も経営していました)

でもこれは過去の話だと私は思います。

私は今ブロガーをしています。

もちろん辛いことがたくさんあります。

不安だって尽きることはありません。

でも私は今やりたくないことをせずに生きれています。

リスクはありますが、やりたくないことをする日々からは解放されました。

平日の午後から出かけて、ショッピングモールで黄昏ながら仕事をすることもできます。

人口密度の低いショッピングモールは最高です。

会社という限られたスペースでストレスを抱えながら仕事をしなければいけないサラリーマンとは違います。

解放的なテラスで自分の好きなことを書いています。

解放されたテラス

なんて幸せでなんて居心地がいいことでしょう。

今の時代はサラリーマンをしなくても、簡単に生きることができます。

そんなことないと思う人は、単に会社にマインドコントロールされているだけです。

皆さんもこの生活を目指してみてはいかがでしょうか。