椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」歌詞の意味(解釈)とは?

エレファントカシマシ

椎名林檎と宮本浩次の「獣ゆく細道」がnews zeroの新しいテーマソングになりました。

椎名林檎と宮本浩次の「獣ゆく細道」の歌詞の意味を考察していきます。

椎名林檎と宮本浩次の「獣ゆく細道」はどのような曲なのでしょうか。

椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」歌詞

作詞・作曲:椎名林檎
編曲:笹路正徳

この世は無常 皆んな分かつてゐるのさ
誰もが移ろふ
さう絶え間ない流れにただ
右往左往してゐる

いつも通り お決まりの道に潜むでゐるあきのよる
着脹れして生き乍ら死んぢやゐあないかと
ふと訝る

飼馴らしてゐるやうで 飼殺してゐるんぢやあないか
自分自身の才能を
あたまとからだ、丸で食い違ふ
人間たる前の単に率直な感度を頼つてゐたいと思ふ
さう本性は獣

丸腰の命をいま
野放しに突走らうぜ
行く先は こと切れる場所 大自然としていざ行かう

そつと立ち入る はじめての道に震へて ふゆを覚える
紛れたくて足並揃へて 安心してゐた昨日に恥ぢ入る

気遣つてゐるやうで気遣わせてゐるんぢやあ 厭だ
自己犠牲の振りして
御為倒しか、とんだかまとゝ
謙遜する前の単に率直な態度を誇つてゐたいと思ふ
さう正体は獣

悴むだ命でこそ 成遂げた結果が全て
孤独とは言ひ換へりやあ自由 黙つて遠くへ行かう
本物か贋物かなんて無意味(ナンセンス) 能書きはまう結構です
幸か不幸かさへも勝敗さへも 当人だけに意味が有る

無けなしの命がひとつ だうせなら使ひ果たさうぜ
かなしみが覆ひ被さらうと抱きかゝへて行くまでさ
借りものゝ命がひとつ 厚かましく使ひ込むで返せ
さあ貪れ笑ひ飛ばすのさ誰も通れぬ程狭き道をゆけ

椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」歌詞の意味考察

”この世は無常 皆んな分かつてゐるのさ
誰もが移ろふ
さう絶え間ない流れにただ
右往左往してゐる”

時代は流れ、幸不幸も移ろいます。

人生は平等に流れていくのです。

”いつも通り お決まりの道に潜むでゐるあきのよる
着脹れして生き乍ら死んぢやゐあないかと
ふと訝る”

訝るとは、不審がるという意味です。

ただぼうっとしているだけだでも時間は過ぎていきます。

自分は人生を前に進めているのかと、時々思う事があるのかもしれません。

”飼馴らしてゐるやうで 飼殺してゐるんぢやあないか
自分自身の才能を
あたまとからだ、丸で食い違ふ
人間たる前の単に率直な感度を頼つてゐたいと思ふ
さう本性は獣”

自分の人生は自分で舵を取らなければならないのに、どれだけの人が周りに操られているのでしょうか。

人生を自分の思い通りにできている人は少ないのかもしれません。

でも私たちは本当にやりたいことをやりたいと思う生き物なのです。

”丸腰の命をいま
野放しに突走らうぜ
行く先は こと切れる場所 大自然としていざ行かう”

この先に何があるか全くわかりませんが、怖がらずに突っ走るのです。

後先考えず、まずは行動すればいいのです。

”そつと立ち入る はじめての道に震へて ふゆを覚える
紛れたくて足並揃へて 安心してゐた昨日に恥ぢ入る”

失敗を恐れることもあるかもしれませんが、何もせずにぬくぬくとしていた方が恥なのです。

”気遣つてゐるやうで気遣わせてゐるんぢやあ 厭だ
自己犠牲の振りして
御為倒しか、とんだかまとゝ
謙遜する前の単に率直な態度を誇つてゐたいと思ふ
さう正体は獣”

御為倒しかとは、表面はいかにも相手のためであるかのようにいつわって、実際は自分の利益をはかることです。

かまとゝとは、知っているくせに知らないふりをして、上品ぶったりうぶを装ったりすることです。

私たちは常に自分のことを考えているのです。

良い人のふりをしても無駄です。

自分の利益だけを考えれば良いのです。

”悴むだ命でこそ 成遂げた結果が全て
孤独とは言ひ換へりやあ自由 黙つて遠くへ行かう
本物か贋物かなんて無意味(ナンセンス) 能書きはまう結構です
幸か不幸かさへも勝敗さへも 当人だけに意味が有る”

能書きとは、自分のすぐれた点を並べ立てた言葉のことです。

頑張っても人に何の影響もありません。
成功も失敗も当人にだけ意味があることです。

大事なことはその時間に何を得るかではないでしょうか。

”無けなしの命がひとつ だうせなら使ひ果たさうぜ
かなしみが覆ひ被さらうと抱きかゝへて行くまでさ
借りものゝ命がひとつ 厚かましく使ひ込むで返せ
さあ貪れ(むさぼれ)笑ひ飛ばすのさ 誰も通れぬ程狭き道をゆけ”

生まれてきたのですから、毎日一生懸命生きるのです。

それが生まれてきた意味なのかもしれません。

誰かのためなら、自己中に精一杯生きれば良いのです。
その代わり、誰も経験したことのないことをやるべきだと言っている気がします。

この歌は椎名林檎さんらしい、心を揺さぶる力強い歌詞となっています。

心を鼓舞する素晴らしい曲ではないでしょうか。

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椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」ジャケット写真

MV考察

歌詞が宮本さんの歌声にマッチしています。
とてもゾクゾクするような映像です。

まるでミュージカル映画を見ているような、かっこよさがあります。

二人は悪魔なのでしょうか。

悪い魔法使いなのでしょうか。

見たことない世界観が心をえぐるのです。

タイトルの意味

タイトルの「獣ゆく細道」とはどういう意味でなのでしょうか。

生きるのであれば、難しいことを一生懸命しようと言っている気がします。

簡単に生きるのではなく、あえて難しいことにチャレンジするべきなのかもしれません。

同じことを繰り返して終わる人生はつまらないのです。

どうせ生まれてきたのであれば、誰も成し遂げたことないことに尽力すべきなのかもしれません。