ぼくのりりっくのぼうよみ「僕はもういない」歌詞の意味(解釈)とは?

ぼくのりりっくのぼうよみ

ぼくのりりっくのぼうよみが2019年1月をもって活動を中止することになりました。

ぼくのりりっくのぼうよみ最後のシングル「僕はもういない」の歌詞の意味を考察していきます。

ぼくのりりっくのぼうよみの「僕はもういない」はどのような曲なのでしょうか。

ぼくのりりっくのぼうよみ「僕はもういない」歌詞

作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ
作曲:ササノマリイ・ケンカイヨシ・ぼくのりりっくのぼうよみ

盗まれてしまったアイデンティティ
焦げる千日 価値も何もない
夢見がちな少年の目は
いつのまに濁り 淀む

紡いできた言葉たちは
色を無くし 乾いたまま佇んでいる
輝いていたはずの過去が
笑顔でさらりと傷を抉る

想いを隠せば
無かったことに出来ると思ったの?
心はそんなに器用に出来ない
分かってるだろう

巫山戯た仮面を
外すことがそんなに恐ろしい?
偽らぬ声で君に告げさせて
「僕は変わる」と

怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な
怠惰な 怠惰な 予防線
怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な
怠惰な 怠惰な 予防線

何度も重ねた予防線の
その裏に隠した劣等感を
変われない自分の先入観を
守ってる怠惰な予防線

まっさらな砂漠に一人いるような
感覚になって 視界がクリアに開けてく
痛みも 祈りも
受け容れよう

羨望も嫉妬も喰らうことで
大きく育つ糧
統べて飲み込んで
今に盗み出す 君の心を

奪って 奪われて
魂に上等な餌をやろう
その果てに何か
手に残るものがただ答えだろう

苦しみを飼い慣らし
手に滲んだ血の痕
いつか澄んだ瞳に
映る景色 輝いていた

想いを隠せば
無かったことに出来ると思っていた
心はそんなに器用に出来ない
もう分かってる

巫山戯た仮面は
形さえ記憶に残っていない
偽らぬ声で君に告げた今
「僕はもういない」

「僕はもういない」

「僕はもういない」

ぼくのりりっくのぼうよみ「僕はもういない」歌詞の意味考察

”盗まれてしまったアイデンティティ
焦げる千日 価値も何もない
夢見がちな少年の目は
いつのまに濁り 淀む”

僕が僕でないと思うようになってしまったのかもしれません。
本当の自分ではなくなった人生を、生きるほど無駄なことはないのです。

僕は決められた今を生きるより、もっと困難で魅力ある僕を生きてみたくなったのではないでしょうか。

”紡いできた言葉たちは
色を無くし 乾いたまま佇んでいる
輝いていたはずの過去が
笑顔でさらりと傷を抉る”

あんなに魅力を感じていたものに、もう興味がなくなったのかもしれません。
もうその魅力に心ときめくことはなくなったのです。

そうなった自分はなんの輝きもありません。

今はそれを続けることが何よりも苦痛なのです。

”想いを隠せば
無かったことに出来ると思ったの?
心はそんなに器用に出来ない
分かってるだろう”

心は正直です。

嘘を押し通すことはできません。
そんな心で紡ぐ言葉に、もう価値などないのです。

”巫山戯た仮面を
外すことがそんなに恐ろしい?
偽らぬ声で君に告げさせて
「僕は変わる」と”

巫山戯たとはふざけることです。

偽りの自分を剥がすことに、そんなに罪悪感はないと言っている気がします。

気持ちがこもっていないものを発信し続けても、他を侮辱しているだけではないでしょうか。
それならきっぱりと辞めてしまった方がいいのです。

”怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な
怠惰な 怠惰な 予防線
怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な
怠惰な 怠惰な 予防線”

もちろん辞めることに負目を感じないわけではありません。
でももう耐えられないのではないでしょうか。
僕はやりたいことをやりたいのです。
たとえ多くの人に迷惑をかけるとしても。

”何度も重ねた予防線の
その裏に隠した劣等感を
変われない自分の先入観を
守ってる怠惰な予防線”

自分がやりたいことを勇気を持ってやることに恐れてはいけないのです。
どんなに困難なことが待っていようとも、自分のやるべきことをするのです。

”まっさらな砂漠に一人いるような
感覚になって 視界がクリアに開けてく
痛みも 祈りも
受け容れよう”

もう一度一からのスタートです。

今度は誰も助けてくれません。
様々な意見があるかもしれません。

それでも、僕は立ち向かっていくのです。

”羨望も嫉妬も喰らうことで
大きく育つ糧
統べて飲み込んで
今に盗み出す 君の心を”

羨望はうらやましく思うことです。

辛いことは自分を成長させてくれます。

今を懸命に生き、他を圧倒するのです。

”奪って 奪われて
魂に上等な餌をやろう
その果てに何か
手に残るものがただ答えだろう”

良いも悪いも全てを経験し、成長していけば何かに役に立つ人間になれるかもしれません。

それが人間だと言っているのではないでしょうか。

”苦しみを飼い慣らし
手に滲んだ血の痕
いつか澄んだ瞳に
映る景色 輝いていた”

悲しみを乗り越えたものが、素晴らしい心を手に入れるのではないでしょうか。

どんなに辛いことがあっても、必ず未来は輝いています。

”想いを隠せば
無かったことに出来ると思っていた
心はそんなに器用に出来ない
もう分かってる”

自分の心に嘘をつくことはできません。

僕は僕のやりたいことをするのです。

そこを曲げることはできないのです。

”巫山戯た仮面は
形さえ記憶に残っていない
偽らぬ声で君に告げた今
「僕はもういない」

「僕はもういない」

「僕はもういない」”

歌手だった僕は偽りだったと言っているのかもしれません。
その思いを打ち明けた自分はやっと本当の僕になれたのです。

僕はここに戻ってきたのです。

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ぼくのりりっくのぼうよみ「僕はもういない」ジャケット写真

ぼくのりりっくのぼうよみ

ぼくのりりっくのぼうよみさんは高校生でメジャーデビューし3年間で、そのアーティスト人生に幕を閉じる予定です。

その引退の理由として、自分が自分でなくなったと言っていたようです。

僕は自由になりたい。文学的だとか天才だとか、哲学的な歌詞が素敵だと言っていただいて。できあがった偶像に自分が支配されてしまうことに耐えられない。自分の欲求に従っていくのが僕の理想の人生。むしろやめることを決意して、理想の人生の一歩が始まっている。

歌手としての自分は偽りの自分になっていたのかもしれません。

だんだん自分が自分ではなくなるような感覚になっていたのでしょうか。

そうなった僕を一度リセットし、本当の自分を取り戻さなければならないのではないでしょうか。

本当の自分を取り戻した時、もう一度創造力を取り戻せるのかもしれません。

本当にやりたいこと。

それを行うことが今の彼にとって、一番大切なことなのではないでしょうか。

また、何かの形で戻ってくることを願っています。

素晴らしい才能。

素晴らしい人生を。