宇多田ヒカル「Flavor Of Life」歌詞の意味(解釈)とは?

宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」は名曲です。

宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」はどのような曲なのでしょうか。

宇多田ヒカル「Flavor Of Life」歌詞

作詞:宇多田 ヒカル
作曲:宇多田 ヒカル

ありがとう、と君に言われると
なんだかせつない
さようならの後も解けぬ魔法
淡くほろ苦い
The flavor of life

友達でも恋人でもない中間地点で
収穫の日を夢見てる 青いフルーツ

あと一歩が踏み出せないせいで
じれったいのなんのってbaby

ありがとう、と君に言われると
なんだかせつない
さようならの後も解けぬ魔法
淡くほろ苦い
The flavor of life

甘いだけの誘い文句
味っけの無いトーク
そんなものには興味をそそられない

思い通りにいかない時だって
人生捨てたもんじゃないって

どうしたの?と急に聞かれると
ううん、なんでもない
さようならの後に消える笑顔
私らしくない

信じたいと願えば願うほど
なんだかせつない
「愛してるよ」よりも「大好き」の方が
君らしいんじゃない?
The flavor of life

忘れかけていた人の香りを 突然思い出す頃
降りつもる雪の白さをもっと 素直に喜びたいよ

ダイアモンドよりもやわらかくて
あたたかな未来 手にしたいよ
限りある時間を 君と過ごしたい

ありがとう、と君に言われると
なんだかせつない
さようならの後も解けぬ魔法
淡くほろ苦い
The flavor of life

宇多田ヒカル「Flavor Of Life」歌詞の意味考察

“ありがとう、と君に言われると
なんだかせつない
さようならの後も解けぬ魔法
淡くほろ苦い
The flavor of life”

ありがとうと君に言われたら、なんだか切ないと言っています。

切ないとは悲しさ・寂しさなどで、胸が締めつけられるような気持ちのことです。

それが別れた後もずっと解けない魔法だそうです。

淡いとはほのかにほんのり感じることです。

ほろ苦いとはなんとなく苦味があることをさします。

君にありがとうと言われたのに、切なさを感じるのは君のことが好きなのに、君は自分を好きでない状況ではないかと考えられます。

すでに付き合っているか結婚しているのであれば、切なさは感じないのではないでしょうか。

寂しさはさようならの後も続いているようです。

本当はありがとうという言葉は好きな人から言われると嬉しいはずです。

嬉しいからもっと一緒にいたいと、恋しく思ったのかもしれません。

愛しい思いが別れの時により高まったのです。

その切なさはいつも少しだけほろ苦い人生のようだと言っています。

”友達でも恋人でもない中間地点で
収穫の日を夢見てる 青いフルーツ”

まだ恋人ではないけれど、仲がいいのは間違いないようです。

作者はそれを友達と恋人の中間地点だと言っています。

自分は君の気持ちを受け入れる準備はできていますが、君はまだ想いを伝えてくれないようです。

”あと一歩が踏み出せないせいで
じれったいのなんのってbaby”

自分から気持ちを伝えたいけれど、勇気を出せないでいるようです。

”ありがとう、と君に言われると
なんだかせつない
さようならの後も解けぬ魔法
淡くほろ苦い
The flavor of life”

恋をすると、君のありがとうの言葉に特別な意味を見出してしまうのかもしれません。

別れ際に切なくなって、恋しさが増幅するのです。

それが恋であり、それが人生のほろ苦さに似ていると言っています。

”甘いだけの誘い文句
味っけの無いトーク
そんなものには興味をそそられない”

好きでもない人の誘いや味気ない会話には、全然惹かれないことをわかっているのに、君のありがとうや君との会話には敏感に反応してしまうのです。

それが恋だと言っているのではないでしょうか。

”思い通りにいかない時だって
人生捨てたもんじゃないって”

恋が思い通りにならないからと言って、自暴自棄になってはいけないと言っているのではないでしょうか。

目の前に好きな人が現れたことすら、とても幸せなことなのです。

この恋がうまくいかなくとも、またチャンスは巡ってきます。

”どうしたの?と急に聞かれると
ううん、なんでもない
さようならの後に消える笑顔
私らしくない”

君にどうしたのかと聞かれたら、本当はとても嬉しいのではないでしょうか。

本当はその時に君が好きだと伝えることもできます。

本心を言うことができないので、別れた後に悔しくなるのです。

好きだと言えば、もっと一緒にいれる可能性があります。

ですが、その逆も生じてしまうのです。

”信じたいと願えば願うほど
なんだかせつない
「愛してるよ」よりも「大好き」の方が
君らしいんじゃない?
The flavor of life”

信じようとすることは好きな証拠です。

相手を信じるとは相手も自分を好きだと考えたいと、言っているのかもしれません。

それは自分の頭の中の妄想なので、逆に寂しくなるのです。

この後の部分はとても難しい歌詞です。

もしかすると君が私に告白してくれるところを、想像してしまったのかもしれません。

君は「愛してるよ」よりも「大好き」だと言うタイプなのです。

もしかすると、宇多田さんが恋をしていた相手は可愛い系なのかもしれません。

シミュレーションをしているのは、冷静になればとても寂しいことだと気づいたので、淡くほろ苦い気持ちになったのかもしれません。

”忘れかけていた人の香りを 突然思い出す頃
降りつもる雪の白さをもっと 素直に喜びたいよ”

雪が降る季節は寂しさを増幅させます。

あの人は今頃どうしているのかと、考えてしまうほど孤独な自分がそこにいるのです。

もしも好きな人と一緒にいるのであれば、白い雪が降る綺麗な景色を心から喜ぶことができます。

一人で見る綺麗な景色は、切なさを呼び覚ますだけなのです。

恋をしているのであれば、それも淡くほろ苦い気持ちになります。

”ダイアモンドよりもやわらかくて
あたたかな未来 手にしたいよ
限りある時間を 君と過ごしたい”

欲しいのはお金ではなく、幸せな生活だと言っているのではないでしょうか。

物質的な喜びよりも、感情の豊かさを求めているのかもしれません。

これからの時間は君と一緒に過ごしたいのです。

それが私にとっての幸せなのかもしれません。

”ありがとう、と君に言われると
なんだかせつない
さようならの後も解けぬ魔法
淡くほろ苦い
The flavor of life”

恋は淡くほろ苦いと言っています。

そして人生も同じなのです。

もしかすると人生こそ恋だと言っているような気もするのです。

人生には恋は必要なのです。

なぜなら人生を生きることは、淡くほろ苦い経験だからなのかもしれません。

君といると淡くほろ苦い人生の苦さが少し甘くなるのです。

そんな相手とずっと一緒にいたいと想う気持ちを表現した、素敵な曲なのかもしれません。

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宇多田ヒカル「Flavor Of Life」ジャケ写

「初恋」との比較

「Flavor Of Life」はドラマ『花より男子2』のイメージソングでした。

「初恋」は『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の挿入歌です。

「Flavor Of Life」では恋する気持ちは淡くほろ苦いんだと伝えています。

恋は人生を少し軽くするものだとも言っているような気がします。

恋をすると、ありがとうと言われると切なくなり、どうしたの?と聞かれると素直に答えられなくなるのです。

別れることがとても辛くなります。

宇多田さんは「初恋」で、もっともっと恋する人の気持ちを鮮明にされたのではないかと思います。

うるさいほど胸が高鳴ること、急に涙が流れてくること、勝手に走り出す足など、いつもの自分でいられなくなることが恋だと言っている気がします。

「Flavor Of Life」でもさよならの後に笑顔を消すのは私らしくないと言っています。

恋をすると、普段の自分ではなくなってしまうことを表現した曲は10年の時を経て進化したのかもしれません。

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