椎名林檎「正しい街」歌詞の意味(解釈)とは?

椎名林檎さんのトリビュート・アルバム『アダムとイヴの林檎』が5月にリリースされます。

アルバムに収録されている「正しい街」をスピッツの草野マサムネさんをボーカルに迎えたtheウラシマ’Sというユニット(Produced by ⻲田誠治/Vo.草野マサムネ from SPITZ/Dr.鈴木英哉 from Mr.Children
/Gt.喜多建介 from ASIAN KUNG-FU GENERATION/Ba.是永亮祐 from 雨のパレード)が歌っていて話題になっています。

椎名林檎さんの「正しい街」はどのような曲なのでしょうか。

椎名林檎「正しい街」歌詞

作詞:椎名林檎
作曲:椎名林檎

あの日飛び出した 此の街と君が正しかったのにね

不愉快な笑みを向け 長い沈黙の後 態度を更に悪くしたら
冷たいアスファルトに額を擦らせて 期待はずれのあたしを攻めた

君が周りを無くした あたしはそれを無視した

さよならを告げた あの日の唇が一年後
どういう気持ちで いまあたしにキスをしてくれたのかな

短い嘘を繋(つな)げ 赤いものに替えて 疎外されゆく本音を伏せた
足らない言葉よりも近い距離を好み 理解出来ていた様に思うが

君に涙を教えた あたしはそれも無視した

可愛いひとなら捨てる程いるなんて云うくせに
どうして未だに 君の横には誰一人居ないのかな

何て大それたことを夢見てしまったんだろう
あんな傲慢な類の愛を押し付けたり
都会では冬の匂いも正しくもない
百道浜(モモチハマ)も君も室見川(ムロミガワ)もない

もう我が儘など 云えないことは分かっているから
明日の空港に 最後でも来てなんてとても云えない
忠告は全て いま罰として現実になった
あの日飛び出した 此の街と君が正しかったのにね

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(iTunesは椎名林檎さんのオリジナルです。)

椎名林檎「正しい街」歌詞の意味考察

“あの日飛び出した 此の街と君が正しかったのにね”

この歌詞は何を意味しているのでしょうか。

どういうことを言っているのかこの部分ではわかりません。

”不愉快な笑みを向け 長い沈黙の後 態度を更に悪くしたら
冷たいアスファルトに額を擦らせて 期待はずれのあたしを攻めた”

誰かに挑発的な態度をとっているのかもしれません。

地面に額を近ずけて悔しがる様子を描いているように思います。

挑発的な態度をとってしまったことを後悔しているのかもしれません。

”君が周りを無くした あたしはそれを無視した”

君の不幸をあたしは見て見ぬ振りをしたのではないでしょうか。

これは自分の後悔の気持ちなのでしょうか。

あるいは君の不幸を喜んだということなのでしょうか。

”さよならを告げた あの日の唇が一年後
どういう気持ちで いまあたしにキスをしてくれたのかな”

一度別れたはずの君があたしにキスをしているようです。

なぜこんなことになったのかわからないのです。

君はどんな気持ちであたしにキスをしているのかもわからないようです。

もう一度好きになってくれたからなのか。

寂しさを紛らわすためのキスなのか。

それならば私は都合のいい女なのか。

答えを聞けずにいるようです。

”短い嘘を繋(つな)げ 赤いものに替えて 疎外されゆく本音を伏せた
足らない言葉よりも近い距離を好み 理解出来ていた様に思うが”

嘘ばかりを繋げて本音を遠ざけていくと言っています。

本音は言わず嘘ばかり膨らんでいっている状態のようです。

体だけの関係で愛などなかったと言っているのかもしれません。

そんな関係では本当の愛は育めないし、一人になると寂しさだけが残るのです。

”君に涙を教えた あたしはそれも無視した”

体の関係だけではどんどん寂しさが募っていくのです。

君はそのことを嫌がり涙したのかもしれません。

”可愛いひとなら捨てる程いるなんて云うくせに
どうして未だに 君の横には誰一人居ないのかな”

いつも体ばかり求めている人には、いつまで経っても恋人はできないと批判している気がします。

”何て大それたことを夢見てしまったんだろう
あんな傲慢な類の愛を押し付けたり
都会では冬の匂いも正しくもない
百道浜(モモチハマ)も君も室見川(ムロミガワ)もない”

傲慢な愛とは高ぶって人を見下すような愛と言っています。

自分が正しいと相手のことを考えずに愛を押し付けたのかもしれません。

椎名林檎さんは福岡で育ったようです。

百道浜も室見川も故郷にあるスポットなのかもしれません。

都会での日々が辛くて全部投げやりになっているように思います。

“もう我が儘など 云えないことは分かっているから
明日の空港に 最後でも来てなんてとても云えない
忠告は全て いま罰として現実になった
あの日飛び出した 此の街と君が正しかったのにね”

故郷を出ていく時、君という人物があたしを引き止めたけれど、それを振り切って都会に出てきたことを思い出している状況だったのです。

今ではそれを後悔しているののです。

あまりにも寂しいから帰ってきたけれど、君に迎えにきて欲しいなんてとてもじゃないけれど言えないのを寂しく思っています。

この歌は都会は冷たい怖いと嘆いた歌かもしれません。

人には愛などなく、体ばかりを求める関係なのです。

そんな中身のない街に寂しさを感じたのです。

今、都会に出ようとしている人がいたら、思いとどまることもいいかもしれません。

都会は人が多くて、住みにくいかもしれません。

これからは都会で住むより、地方で住む方が最先端かもしれないのです。

そんなふうに思って地方へ移住する人もいるのではないでしょうか。

引き止めてくれる人がいるのであれば、その人の声に耳を傾けるべきかもしれません。

アダムとイヴの林檎

椎名林檎さんへのトリビュート(尊敬)アルバムとして様々なアーティストが彼女の歌を歌っています。

同期の宇多田ヒカルさんが「丸ノ内サディスティック」を歌う他、第一線で活躍する様々なアーティストが彼女の名曲をカバーします。

リリースは5月23日です。

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