欅坂46「ゼンマイ仕掛けの夢」歌詞の意味(解釈)とは?

欅坂46

欅坂46の「ゼンマイ仕掛けの夢」がリリースされました。

欅坂46の「ゼンマイ仕掛けの夢」はどのような曲なのでしょうか。

欅坂46「ゼンマイ仕掛けの夢」歌詞

作詞:秋元康
作曲:山本加津彦

駅のホームの端 ずっと手を振ってた
最後の制服を着た君が目に浮かぶよ
あれから一年の季節が巡ったのに
僕が住む都会は桜 まだ咲いてない

何(なん)のため 誰のため 大学に通うんだろう?
今日もまた 講義をサボり ずっとアパートで寝てた

忘れてください 僕なんか…
ゼンマイ仕掛けの夢から覚めた

絶対 迎えに行く 固い約束して
電車を追って走るその姿に泣いた
メールをもらっても理想と現実に
言葉が見つからず 返信できなかった

将来とは? 人生とは? 思うようにならないもの
バイトして 朝まで遊び 少し悪いこともした

忘れてください いい思い出は…
僕は僕じゃない抜け殻さ

何があっても ずっと 君は故郷(ふるさと)で暮らして
僕よりもっと 素敵な男(ひと) 見つけて結婚してください
夜空のあの星は 手に届かないから美しい
いつもそばにいてくれる愛が一番大切だ

忘れてください 僕なんか…
ゼンマイが切れた不良品

PR

欅坂46「ゼンマイ仕掛けの夢」歌詞の意味考察

”駅のホームの端 ずっと手を振ってた
最後の制服を着た君が目に浮かぶよ
あれから一年の季節が巡ったのに
僕が住む都会は桜 まだ咲いてない”

田舎から旅立った時に、手を振ってくれた君を想っているのでしょうか。

あれから一年も経ったのに、まだ桜は咲いていないのです。

もしかするとあなたがいないことが悲しいということを、表現しているのかもしれません。

”何(なん)のため 誰のため 大学に通うんだろう?
今日もまた 講義をサボり ずっとアパートで寝てた”

大学に入学しても、授業をサボっているのです。

苦労して入った大学も入学してみれば、勉強など全然していないのです。

”忘れてください 僕なんか…
ゼンマイ仕掛けの夢から覚めた”

田舎で君と切磋琢磨していた誠実な自分はいなくなり、薄汚れてしまった僕は帰っても君に会うことはできないのかもしれません。

それほどもう自分は、変わってしまったのです。

”絶対 迎えに行く 固い約束して
電車を追って走るその姿に泣いた
メールをもらっても理想と現実に
言葉が見つからず 返信できなかった”

君が僕を追いかけてくれたことを今でも思い出すが、今の自分は描いていたほど素敵な生活をしていないのです。

だから君からのメールにも返信できずにいたのです。

”将来とは? 人生とは? 思うようにならないもの
バイトして 朝まで遊び 少し悪いこともした”

大学生の時に思う自分への不甲斐なさを描いています。

都会に出て一生懸命バイトをするが、大人になった自分で今までできなかった悪いこともしてみるのです。

”忘れてください いい思い出は…
僕は僕じゃない抜け殻さ”

そんな自分を知らない君はもう僕を忘れて欲しいと言っています。

こんな汚れた自分には自信がないのです。

”何があっても ずっと 君は故郷(ふるさと)で暮らして
僕よりもっと 素敵な男(ひと) 見つけて結婚してください
夜空のあの星は 手に届かないから美しい
いつもそばにいてくれる愛が一番大切だ”

都会に来ることなく、田舎で暮らす方がいいと言っています。

そしてそういった男と結婚して欲しいと言っています。

遠くへ行ってしまう僕なんかではなく、いつも側に居てくれる人を好きになって欲しいのです。

”忘れてください 僕なんか…
ゼンマイが切れた不良品”

都会でおかしくなった自分はもはや不良品だと言っています。

とても切なくとても心の痛い思いです。

まるでドラマ「北の国から」純を思い出すような歌です。

なぜ都会へ行くと綺麗な心を失ってしまうのでしょうか。

どうして薄汚れてしまうのでしょうか。

この歌は全然汚くない誠実な男が都会へやってきて、汚れてしまった自分を嘆いている歌です。

しかしたとえ汚れてしまったとしても、こんなふうに思える僕は誠実な人なのかもしれません。

悪いのは都会にいる汚い人たちなのです。

MV考察

MVは都会へ行ってしまった僕を見送る君の視点から描かれています。

君も田舎で大人へと成長し、都会で僕が味わうような経験をしているのかもしれません。

規模は違えど君も大人に近づくにつれ、何かを失っていったのかもしれません。

そういう失ったもの同士を埋め合わせできるのは、君と僕の再会なのかもしれません。